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J-GLOBAL ID:201702275137715541   整理番号:17A0177670

ASTEを使った近傍マージング銀河のCO(3-2)光度と遠赤外光度の間の関係の研究

Investigating the relation between CO (3-2) and far-infrared luminosities for nearby merging galaxies using ASTE
著者 (20件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 96.1-96.19  発行年: 2016年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アタカマサブミリ波望遠鏡実験(ASTE)により19個の早期ステージおよび7個の晩期ステージの近傍マージング銀河で得られた新しい単一鏡CO(3-2)放射データを報告した。先行研究で得られた銀河の単一鏡データおよび干渉計データと合わせることにより,29個の早期ステージおよび31個の晩期ステージマージング銀河と28個の近傍孤立渦巻銀河のサンプルでCO(3-2)光度(L‘CO(3-2) )と遠赤外光度(LFIR)との間の関係を調べた。通常の孤立渦巻銀河およびマージング銀河はL‘CO(3-2)-logLFIR平面で異なる傾き(α)をもつことを見出した(αは渦巻銀河に対して~0.79,マージング銀河に対して~1.12)。マージング銀河に対する大きい傾き(α>1)は,LFIRの関数として増大する星形成効率(SFE=LFIR/L‘CO(3-2))の証拠と解釈できる。著者等の結果をサブkpcスケールの局所的星形成および高z宇宙における広域的スターバースト活動と比較することにより,晩期ステージマージャーおよび高z星形成銀河では,L‘CO(3-2)-logLFIR平面で線形関係からずれることを見出した。最後に,平均SFRは,孤立銀河からマージング銀河へそして高zサブミリメータ銀河/準恒星状天体へと,徐々に増大することを見出した。著者等の発見を数値シミュレーションによる結果と比較することにより,以下の二つを示唆した:1)全円盤にわたるクランプによってトリガーされた非効率的なスターバーストが相互作用の早期ステージで起こる,2)中心部でのガスの濃縮によってトリガーされた効率的なスターバーストが最終ステージで起こる。拡散-および高密度-ガストレーサーの系統的な高空間分解能サーベイがこのシナリオを裏付けるための鍵である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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星雲 
引用文献 (70件):
  • Armus, L., et al. 2007, ApJ, 656, 148
  • Bayet, E., Gerin, M., Phillips, T. G., & Contursi, A. 2009, MNRAS, 399, 264
  • Bolatto, A. D., Wolfire, M., & Leroy, A. K. 2013, ARA&A, 51, 207
  • Bothwell, M. S., et al. 2013, MNRAS, 429, 3047
  • Bournaud, F. 2011, EAS Publications Series, 51, 107
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