文献
J-GLOBAL ID:201702280531495330   整理番号:17A0748228

複合可塑剤としてのグリセロールと1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム塩化を用いて作製した澱粉ベースの膜の特性【Powered by NICT】

Characteristics of starch-based films produced using glycerol and 1-butyl-3-methylimidazolium chloride as combined plasticizers
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  号: 1-2  ページ: ROMBUNNO.201600161  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0130A  ISSN: 0038-9056  CODEN: STARDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
複合可塑剤として1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリド([BMIM]Cl)とグリセロールを用いて作製した,カッサバ澱粉ベースのフィルムの構造と特性を調べた。走査電子顕微鏡(SEM)により観測された複合可塑剤はグリセロールと比較して,澱粉粒の破壊に強い影響を示した。使用した[BMIM]Cl/glycerolの質量比が15/15であったとき,すべての澱粉粒は破壊され,連続相に移動した。[BMIM]Clの強い可塑化効果のため,複合可塑剤は低い水含有量,結晶性,およびガラス転移温度,並びにグリセロールと比較した場合,より高い柔軟性に寄与した。さらに,破断時伸びのわずかな減少にもかかわらず,可塑剤は高い熱安定性,より高い引張強さ,および[BMIM]Cl単独と比較して低いコストに寄与し,実用的応用のための優れた可能性を示した。複合可塑剤澱粉フィルムの可塑剤として[BMIM]Clとグリセロールを用いた効果的な,実用的で,経済的であり,澱粉の可塑化のための新しい展望を開くものである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
澱粉 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る