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J-GLOBAL ID：201702283706441465   整理番号：17A0148465

第1章 粒子の性質と測定 1.6 粒子の表面・界面物性 1.6.4 粉体表面の酸・塩基性

著者 (2件)： 藤正督 ,  高井千加
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 53  号： 11  ページ： 724-733(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粉体の性質の一つとして粉体表面に結合した不飽和および組成の差異ならびに存在によって固有の酸,塩基的性質を有する。ここでは粉体表面の性質を特徴付けている元素の化学的性質および酸塩基性の発現と定義について1)元素の化学的性質と酸塩基性,2))部分的化学構造と酸塩基性,3)表面塩基性の粒子分散の影響,4)固体表面の酸塩基性について説明した。次いで固体表面の酸塩基性について1)酸塩基性の強さ,2)固体表面酸塩基性の強さを説明し塩酸基のサイト量について説明した。最後に酸塩基の測定法について1)液相法,2)昇温脱離法,3)赤外線吸収スペクトル法,4)吸着熱の測定について説明した。

シソーラス用語： *物理的性質 ,  *酸塩基平衡 ,  *微粒子 ,  化学的性質 ,  分子構造 ,  分散【dispersion】 ,  昇温脱離 ,  吸着熱 ,  赤外スペクトル ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  第三アミン ,  窒素複素環化合物 ,  第四アンモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  ジアミン ,  芳香族カルボン酸 ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  芳香族ケトン ,  キノン ,  ラクトン ,  フェノール類 ,  ジオール ,  スルホン酸 ,  芳香族臭素化合物 ,  共役ジエン
準シソーラス用語： *表面物性 ,  *界面物性 ,  *酸塩基性 ,  化学構造 ,  粒子分散 ,  固体表面 ,  昇温脱離法 ,  赤外線スペクトル

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  酸塩基平衡  (CB04020D)

物質索引 (14件)： p-ジメチルアミノアゾベンゼン ,  ニュートラルレッド ,  メチルレッド ,  クリスタルバイオレット ,  ベンザルアセトフェノン ,  アントラキノン ,  p-ニトロトルエン ,  2,4-ジニトロトルエン ,  フェノールフタレイン ,  2,4,6-トリニトロアニリン ,  2,4-ジニトロアニリン ,  4-クロロ-2-ニトロアニリン ,  4-クロロアニリン ,  ブロモチモールブルー

引用文献 (13件)：

• 1) 触媒化学会編 : 触媒化学講座10",pp. 778,地人書店 (1972)
• 2) Auroux, A., A. Gervasini.: "Microcalorimetric Study of the Acidity and Basicity of Metal Oxide Surfaces", J. Phys. Chem., 94, 6371-6379 (1990)
• 3) Tanabe, T., T. Sumiyoshi, K. Shibata, T. Kiyoura and J. Kitagawa: "A New Hypothesis Regarding the Surface Acidity of Binary Metal Oxides", Bull. Chem. Soc. Japan, 47, 1064-1066 (1974)
• 4) Shibata, K., T. Kiyoura, J. Kitagawa, T. Sumiyoshi and T. Tanabe: "Acidic Properties of Binary Metal Oxides, Bull", Chem. Soc. Japan, 46, 2985-2988 (1973)
• 5) 吉田 郷弘,川上 博史 : "表面",21, 737(1983)

タイトルに関連する用語 (4件)： 粒子の性質 ,  界面物性 ,  粉体表面 ,  酸・塩基性