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J-GLOBAL ID：201702285068082122   整理番号：17A0559828

現場重合型熱可塑性プリプレグ「NS-TEPreg」のご紹介

著者 (5件)： 江藤和也 (新日鉄住金マテリアルズ) ,  杉浦勉 (新日鉄住金マテリアルズ) ,  遠藤正巳 (新日鉄住金マテリアルズ) ,  倉田功 (新日鉄住金マテリアルズ) ,  斉藤誠 (新日鉄住金マテリアルズ)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 63  号： 4  ページ： 151-153  発行年： 2017年04月25日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱可塑性CFRP(CFRTP)は,熱可塑性樹脂と炭素繊維との接着性向上,熱可塑性樹脂の含浸性向上,さらには熱可塑性樹脂を用いたプリプレグの生産性および積層作業性向上など様々な課題があり,いまだ広く普及していないのが現状である。本稿では,特殊な熱可塑性樹脂を用いることによって,この課題を解決する現場重合型熱可塑性プリプレグ「NS-TEPreg」の特徴を紹介した。1)樹脂および成形性。2)成形品物性(力学的特性,界面接着性,耐衝撃性)。3)二次加工性。さらに,現場重合型熱可塑性樹脂を用いることで製造可能になったピッチ系炭素繊維による熱可塑性UDプリプレグの特徴。

シソーラス用語： その場重合 ,  *熱可塑性プラスチック ,  *プリプレグ ,  炭素繊維 ,  *炭素繊維強化プラスチック ,  含浸 ,  積層材料 ,  界面 ,  粘着力 ,  成形性 ,  衝撃強さ ,  二次処理 ,  加工性 ,  ピッチ【ビチューメン】
準シソーラス用語： 製品紹介

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  高分子材料一般  (YH07010B)

引用文献 (4件)：

• 高橋淳,鵜澤潔ほか, 平成19年度熱可塑性樹脂複合材料の機械工業分野への適用に関する調査報告書 (2008)
• 高橋淳,鵜澤潔ほか, 平成20年度熱可塑性樹脂複合材料の航空機分野への適用に関する調査報告書 (2009)
• 橋本雅弘,岡部朋永,西川雅章, 単子分散炭素繊維による熱可塑性プレス基材の開発とその力学的特性評価, 日本複合材料学会誌, 2011, vol.37, no.4, p.138-146
• 高橋淳,鵜澤潔ほか, 自動車の安全設計と信頼性向上に貢献する複合材料技術-VIII, 日本複合材料学会誌, 2007, vol.33, no.3, p.82-86

タイトルに関連する用語 (3件)： 現場重合 ,  熱可塑性 ,  プリプレグ