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J-GLOBAL ID:201702285081502385   整理番号:17A0341408

Phragmites australisワラと牛糞の嫌気性発酵中のバイオガス特性と酵素分析:塩化ニッケル補足の影響

Biogas properties and enzymatic analysis during anaerobic fermentation of Phragmites australis straw and cow dung: influence of nickel chloride supplement
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 15-25  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: W0249A  ISSN: 0923-9820  CODEN: BIODEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化石燃料の使用低減と温室効果ガス排出量の削減に伴い,バイオマスを処理し代替エネルギー源としてのバイオガスを生産するために嫌気性発酵はますます実行可能で環境に優しい技術となってくる。バイオマスの嫌気性発酵は,ニッケル(Ni),コバルト(Co)およびモリブデン(MO)のような微量元素によって増殖および代謝が影響を受ける,異なるタイプの微生物を含む多段階プロセスである。事実,バイオガスを生成する経路の中心には,酸化還元反応を触媒する酵素がある。これらの酵素の多くは,嫌気性発酵過程において,電子輸送の補助因子として,または活性部位の触媒中心として遷移金属を含んでいる。本研究の目的はP.australisストローおよび牛糞の嫌気性発酵によるバイオガス生成の機構とNi2+添加の影響を明らかにすることである。このために,発酵の異なる段階でバイオガス特性,pH値,COD濃度および酵素活性を分析した。Ni添加は効果的に累積バイオガス収率を増加させた。これは,第1ピークバイオガス生成段階の効率およびメタン含量を改善し,第2ピーク段階を前倒しすることによって達成された。対照グループは,Ni2+添加群よりも緩衝能が良好であった。バイオガス収量は,瞬時COD濃度ではなくCOD濃度の変動と関連していた。とりわけ,バイオガス生産に及ぼすNi2+添加の影響は,主に発酵開始時のメタン生成段階に依存し,そしてその後の発酵段階でのセルラーゼ活性への影響に依存していた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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