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J-GLOBAL ID:201702285654140208   整理番号:17A0268515

イラン,Urumieh-Dokhtarマグマ活動地帯における新生代火成岩複合岩体の鉱物化学:深成岩の岩石学的に意味するところ

Mineral chemistry of a Cenozoic igneous complex, the Urumieh-Dokhtar magmatic belt, Iran: Petrological implications for the plutonic rocks
著者 (10件):
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巻: 25  号:ページ: 137-153  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Urumieh-Dokhtar火成岩帯の新生代火成岩類の一つであるNiyasar深成複合岩体について,詳細な記載岩石学・鉱物学的研究を行った。Niyasar火成複合岩体は始新世から漸新世のマフィック岩と中新世の花崗岩類からなる。Niyasar火成複合岩体とその接触変成帯から採取した11試料について鉱物組成を分析し,各岩体の定置時の晶出温度・圧力,酸素分圧を推定した。分析試料は石英,斜長石,カリ長石,普通角閃石,黒雲母,チタナイト,磁鉄鉱,燐灰石,ジルコン,ザクロ石,単斜輝石からなる。普通角閃石Al圧力計は始新世-漸新世マフィック岩体について0.2-0.4kbar,中新世花崗岩類について0.5-1.7kbarを示す。普通角閃石-斜長石温度計は比較的低温(661-780°C)を示すが,これは後の再平衡によるものと思われる。中新世深成岩類のチタナイト-磁鉄鉱-石英組合せと普通角閃石組成からマグマが固化した時の酸素分圧と含水量を制約した。その結果,中新世花崗岩類は比較的高い酸素分圧と高含水量(およそ5wt%)のマグマから晶出したことがわかった。中新世花崗岩類は同様の酸素分圧,含水量,鉱物組成を示すことから,同じ起源物質に由来すると考えられる。中新世深成岩類の晶出圧力は様々な定置深度5.7-6.5km(Marfioun深成岩体),~4.2km(Ghalhar深成岩体,1.9-2.3km(Poudalg深成岩体)を示すが,後の断層運動によって同じ深さにまで上昇した。Nayasar深成岩体の定置深度はUrumieh-Dokhtar火成岩帯中央部が中新世以降年間0.25-0.4mmの速度で上昇したことを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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深成岩 
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