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J-GLOBAL ID:201702288259601554   整理番号:17A0036315

炭素イオン照射後,G2-M期相関傍観者効果は,DNA-PKcsおよびATMにより共仲介される

G2-M phase-correlative bystander effects are co-mediated by DNA-PKcs and ATM after carbon ion irradiation
著者 (11件):
資料名:
巻: 795  ページ: 1-6  発行年: 2016年01月01日 
JST資料番号: W2380A  ISSN: 1383-5718  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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放射線誘発傍観者効果(RIBE)は放射線治療に重要な意味を持つかもしれないことを示す証拠が蓄積している。細胞の放射線感受性は細胞周期状態に依るが,RIBEと細胞周期分布の間の関連については良く知られておらず,その下にある機構は更に知られていない。本研究において,肺癌A549細胞を異なる細胞周期フェーズG1期,S期およびG2/M期に同調させ,高線エネルギー付与(LET)炭素イオンを照射した。これらの照射細胞由来の条件培地により非照射細胞を処理することにより,G2-M期細胞がRIBEに最大の寄与をすることを見出した。一方,ATMではなくDNA-PKcsの活性が,共に炭素イオン照射後の非同調細胞で活性化されるにもかかわらず,同調したG2-M期細胞で増加した。G2-M期細胞を炭素イオン照射前に,DNA-PKcs siRNAやATM siRNAで個々に処理すると,あるいはDNA-PKcsまたはATMの阻害剤で処理すると,RIBEは効果的に減少した。これらの結果は細胞周期を傍観者効果に結びつける新しい証拠を提供し,DNA-PKcsとATMが,G2-M期関連傍観者効果の共調節における2つの関連因子であることを立証する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞レベルに対する影響  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの放射線療法 

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