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J-GLOBAL ID：201702289074466201   整理番号：17A0701702

応答性ヒドロゲル修飾紙ベース電極を用いた単糖類検出のためのインピーダンス分光法【Powered by NICT】

Impedance spectroscopy for monosaccharides detection using responsive hydrogel modified paper-based electrodes

著者 (7件)： Daikuzono C. M. (Insight Centre for Data Analytics, National Centre for Sensor Research, School of Chemical Sciences, Dublin City University, Ireland. [e-mail]) ,  Delaney C. ,  Tesfay H. ,  Florea L. ,  Oliveira O. N. ,  Morrin A. ,  Diamond D.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 142  号： 7  ページ： 1133-1139  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,溶液中の単糖類の検出(例えば,グルコース,フルクトース)のための新しいセンサを提示した,電気インピーダンス分光法を用いた。センサは炭素交差指電極,スクリーン印刷を用いた紙に印刷に基づいている。電極の表面は20mo1%3 (アクリルアミド)フェニルボロン酸(PBA)とアクリルアミド共重合を含むヒドロゲルの薄層で修飾した。20mo1%PBA含有ヒドロゲル層はグルコースとフルクトースの存在下でかなり膨潤することを観察した。これは電極を横切って測定されたインピーダンスを変化させ,糖類の定量的検出のための適切なセンサである。水性りん酸塩緩衝液中のグルコースとフルクトース(0 5 mM)の種々の濃度のインピーダンスと静電容量変化を調査した。インピーダンスの変化は印加電場下でヒドロゲルの誘電特性の変化に起因し,ゲル内にボロン酸種への糖分子の取込と結合により誘導されたヒドロゲル層の膨潤によるものであった。1kHzでのインピーダンス測定は,ヒドロゲル膨潤は膨潤したヒドロゲル層内のイオンの移動度の増加をもたらすことを示した。インピーダンスは増加糖濃度とともに減少し,相対的静電容量曲線はフルクトースとグルコースの顕著に異なる,ヒドロゲルは同じ濃度範囲でグルコースよりフルクトースの存在下でより大きな膨潤を示した。提案したセンサはヒト汗で見られる濃度レベルでのグルコースの検出に適していることが示されたように,将来の研究は汗における非侵襲的糖モニタリングのための着用可能な皮膚パッチにこれらの改質紙ベース電極の導入に焦点を当てた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： リン酸塩 ,  膨潤 ,  *応答特性 ,  静電容量 ,  ヒト ,  *ゲル ,  *インピーダンス ,  *ヒドロゲル ,  薄膜 ,  センサ ,  *単糖類 ,  ヘキソース ,  ケトース ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  アルドース
準シソーラス用語： *インピーダンス分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 有機化合物の電気分析  (CC05034O) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (3件)： フルクトース ,  アクリルアミド ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (5件)： 応答性 ,  ヒドロゲル ,  修飾 ,  単糖類 ,  インピーダンス分光法