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J-GLOBAL ID：201702289445837983   整理番号：17A0299225

4種類の水溶性ビタミンによるカゼインの酸化に対する保護作用【JST・京大機械翻訳】

Effects of Four Water-soluble Vitamins on Fenton Reaction-induced Oxidation of Casein

著者 (2件)： Liu Jianlei (College of Food Science and Nutritional Engineering, China Agricultural University) ,  Jing Hao (College of Food Science and Nutritional Engineering, China Agricultural University)
資料名： Zhongguo Shipin Xuebao  (Zhongguo Shipin Xuebao)
巻： 16  号： 10  ページ： 36-46  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2780A  ISSN： 1009-7848  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： カゼインは乳と粉ミルク中の主要なタンパク成分であり、加工と貯蔵の過程で酸化反応が発生し、製品の品質に影響するため、効果的にタンパク質を原料とする食品の品質の劣化が必要である。本論文では,FENTON系によって誘発されたカゼインの酸化とビタミンC(VC),VB_6,VB_2,VB_(12)の酸化防止剤に対する保護効果を研究した。ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて、酸化カゼインの各グループの箇条書き帯の変化を測定し、酸化カゼインの構造及び機能特性の変化を測定し、メルカプト基含有量、カルボニル基含有量及び溶解性、タンパク質変性程度を含む。結果は,FE2+とVCの濃度が増加するにつれて,4つの組分条帯の密度が徐々に減少し,対応する高分子領域において,徐々に高密度の新条帯が現れることを示した。酸化使酪の構造と機能特性は変化した。溶解度と全含有量は著しく減少した。変性の程度とカルボニル基の含有量は著しく増加した。VC≧6MMOL/L、VB_6 1~12 MMOL/L、VB_2 0.1~0.8 MMOL/LあるいはVB_(12) 0.1~2.0 MMOL/Lはいずれも酸化カゼインに対して保護作用がある。さらに,酸化カゼインの保護効果は,ビタミン添加量の増加とともに増加した。VC,VB_6,VB_2,VB_(12)はそれぞれ8MMOL/L(0.28G/Gカゼイン),2MMOL/L(0.082G/Gカゼイン),0.3MMOL/L(0.023G/Gカゼイン)であった。0.6MMOL/L(0.162G/Gカゼイン)の場合,酸化カゼインに対する保護効果が最も良かった。以上のように、カゼインの酸化後にタンパク質の架橋とアミノ酸の官能基の変化が起こり、タンパク質の変性程度が増大し、溶解度が低下する。VB_6,VB_2,VB_(12)は,酸化カゼインに対して良好な保護作用を示した。VCは低濃度でカゼインの酸化を促進し,高濃度でカゼインの酸化を阻害した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 溶解度 ,  粉乳 ,  メルカプト基 ,  タンパク質 ,  酸化防止剤 ,  *カゼイン ,  アミノ酸 ,  カルボニル基 ,  *保護作用 ,  可溶性 ,  溶解性 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 低濃度 ,  官能基 ,  蛋白質変性 ,  機能特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： casein ,  Vitamin C ,  Vitamin B ,  oxidation ,  protection

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ドデシル硫酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (4件)： 水溶性ビタミン ,  カゼイン ,  酸化 ,  保護作用