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J-GLOBAL ID:201702289958490958   整理番号:17A0717748

高強度かつ高耐久性のセメント系繊維補強材料「タフショットクリート」の開発~ノンポリマーで圧縮強度100N/mm2,耐用年数50年,左官・吹付け併用断面修復工法~

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号: 844  ページ: 21-27  発行年: 2017年06月10日 
JST資料番号: F0277A  ISSN: 0371-0718  CODEN: SKONA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「タフショットクリート」の商品概要と施工事例を紹介している。同材料は長期的に100N/mm2以上の圧縮強度を確保でき,一般のPCM(ポリマーセメントモルタル)より部材の厚さを低減し,スリム化できる。また,組織が緻密であるため,中性化,塩害及び凍害に対して高い抵抗性を有し,50年以上の耐用年数を確保できる。また,ポリマーを含まないため,マクロセル腐食が抑制され,補修後の再劣化が発生しにくい。同材料は練り混ぜ水量を調整することで,吹き付けと左官のどちらの工法にも使用可能であり,建築構造物など比較的狭い場所での施工から,土木構造物など広い範囲の施工に至るまで,一種類で対応できる。さらに,付着性に優れ,一度に厚く吹き付けることが出来る。荷姿は混和剤等を内添したプレミックスタイプの袋体であり,補強用の有機短繊維は,ビニロン,ナイロン,ポリプロピレンなど,目的に応じて使用する。施工は汎用的なシステムを使用する。実補修工事例として,桟橋構造物のRC床版下面への適用例と材料貯蔵設備のRC壁部材への適用例を紹介している。前者では,断面修復の厚さは130mm程度であり,1層あたりの吹付け厚さ40mm程度で4層で吹付け,圧送距離約40m,施工速度約0.3~0.5m3/h,リバウンド率12%程度,夏季と冬季の施工で圧縮強度はいずれも材齢91日で100N/mm2を超えた。後者では,断面修復の厚さは80mm程度であり,1層当りの吹付け厚さは50mm程度,圧送距離は約25m,施工速度は0.8m3/h程度,リバウンド率は10%程度であった。このほかに,5~30°Cの環境下での圧縮強度,促進中性化試験,コンクリート中の塩化物イオンの見掛けの拡散係数,凍結融解試験のデータも示している。
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分類 (2件):
分類
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その他の建設工事  ,  モルタル,コンクリート 
引用文献 (4件):
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