文献

J-GLOBAL ID：201702290389883153   整理番号：17A0503413

エクステリア木材の促進耐候性試験における水量の検討(2)-撥水度と光沢度に及ぼす水量の影響-

著者 (6件)： 石川敦子 (森林総合研) ,  片岡厚 (森林総合研) ,  松永正弘 (森林総合研) ,  小林正彦 (森林総合研) ,  神林徹 (森林総合研) ,  木口実 (森林総合研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.N18-P2-24  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エクステリア木材の促進耐候性試験の時間を短縮する目的で,試験中の人工降雨量(水量)を標準条件(K5600-7-7に基づく条件)の2倍及び3倍に変化させ,木材と塗装木材の撥水度及び光沢度の経時変化を検討した。また,屋外における実際の変化と比較するため,屋外暴露試験も行った。塗装木材については,現時点では撥水度及び光沢度の変化がほとんどないため試験を継続中である。無塗装木材については,促進耐候性試験における水量を2倍まで増やすことで撥水度低下は2倍以上加速されるが,それ以上水量を増やしても加速効果は得られないことが示唆された。また光沢度については,促進耐候性試験の標準条件と屋外暴露試験においては一旦増加した後に低下する傾向があったが,促進耐候性試験の水量2倍と3倍条件ではこのような変化は認められなかった。今後,他の気象因子についても検討していく計画である。(著者抄録)

シソーラス用語： *木製品 ,  *木材性質 ,  *耐候性試験 ,  *降雨量 ,  *外構 ,  撥水 ,  光沢 ,  人工降雨 ,  経時変化
準シソーラス用語： 屋外ばく露試験 ,  *促進耐候試験 ,  塗装木材

分類 (2件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： エクステリア ,  木材 ,  促進耐候性試験 ,  水量 ,  光沢度