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J-GLOBAL ID：201702291558512357   整理番号：17A0584511

高脂肪食給餌C57BL/6Jマウスにおいて,Rosa Mosqueta油はPPAR-αおよびNRF2のアップレギュレーションにより酸化ストレスと炎症を低下させる

Rosa Mosqueta Oil Prevents Oxidative Stress and Inflammation through the Upregulation of PPAR-α and NRF2 in C57BL/6J Mice Fed a High-Fat Diet

著者 (6件)： GONZALEZ-MANAN Daniel (Univ. Chile, Santiago, CHL) ,  D’ESPESSAILLES Amanda (Univ. Chile, Santiago, CHL) ,  DOSSI Camila G (Univ. Chile, Santiago, CHL) ,  SAN MARTIN Marcela (Univ. Chile, Santiago, CHL) ,  MANCILLA Rodrigo A (Pontifical Catholic Univ. Valparaiso, Valparaiso, CHL) ,  TAPIA Gladys S (Univ. Chile, Santiago, CHL)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 147  号： 4  ページ： 579-588  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： rosa mosqueta(RM)はチリのアンデス地域に分布する野生灌木で,RM油にはα-リノレン酸が約30%含まれる。本研究ではRM油による酸化ストレスおよび炎症抑制機構を検討した。雄マウスを4群に分け,通常食(CD),CD+RM油,高脂肪食(HFD),HFD+RM油を12週間与え,グルコース代謝,酸化ストレスおよび炎症マーカーを測定した。その結果,HFD+RM油群はHFD群に比べて体重,内臓脂肪,血糖が低下した。またHFD+RM油群はHFD群よりも肝脂肪変性が低下し,PPARα,ACOX1,NRF2,HO-1蛋白質発現が減少した。これらの結果から,RM油は炎症サイトカイン発現低下,肝臓抗酸化および脂肪酸酸化促進により抗肥満作用を示すと考えられた。

シソーラス用語： *バラ属 ,  高脂肪食 ,  マウス ,  雄性 ,  植物油脂 ,  酸化ストレス ,  炎症 ,  食餌効果 ,  PPARα ,  デサチュラーゼ ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  ヘムオキシゲナーゼ ,  遺伝子発現 ,  消炎作用 ,  酸化防止 ,  薬理作用 ,  肥満 ,  病態モデル ,  脂肪肝 ,  糖質代謝 ,  TNFα ,  インターロイキン1 ,  肝臓 ,  内臓脂肪 ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸
準シソーラス用語： HO-1 ,  NRF2 ,  rosa mosqueta油 ,  *Rosa rubiginosa ,  アシルCoAオキシダーゼ1 ,  インターロイキン1β ,  グルコース代謝 ,  肝脂肪変性 ,  抗肥満作用

分類 (3件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (1件)： α-リノレン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 高脂肪食 ,  給餌 ,  マウス ,  Rosa ,  PPAR-α ,  NRF2 ,  アップレギュレーション ,  酸化ストレス ,  炎症