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J-GLOBAL ID：201702291965349068   整理番号：17A0486582

透明・透光性セラミックス 透明多結晶セラミックスとその応用の現状

著者 (2件)： 八木秀喜 (Konoshima Chemical Co.,Ltd.) ,  柳谷高公 (Konoshima Chemical Co.,Ltd.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 52  号： 4  ページ： 235-237  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 焼結に基づくセラミックスではレーザ媒質のような欠陥を嫌う物質への利用は不向きであると考えられていたが,20年ほど前にNd:YAGセラミックスで発振が可能であることが示されて以来,むしろ融解法による欠点(歪み,濃度勾配,等)を凌駕できるほどになった。本稿では,このブレークスルーを受けて開発が進んでいる透明セラミックスの開発の現状を記した。レーザ用材料,ファラデー効果材料あるいはシンチレータ・蛍光体と言った材料の開発と共にスパークプラズマ焼結のような焼結技術の開発が進められていることを示した。そして,より詳細な事例としてYAGレーザセラミックスの製造と性質について述べた。

シソーラス用語： *セラミック ,  透明材料 ,  *透光性 ,  媒質 ,  物質 ,  Faraday効果 ,  シンチレータ ,  蛍光体 ,  多結晶
準シソーラス用語： レーザ媒質

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (38件)：

• A. Ikesue, T. Kinoshita, K. Kamata and K. Yoshida, J. Am. Ceram. Soc., 78, 1033-1040 (1995).
• 植田憲一,蘆健仁,高市和則,八木秀喜,柳谷高公,A. A. Kaminskii,レーザー研究,31,465-470(2003).
• 柳谷高公,八木秀喜,レーザー研究,36,544-548(2008).
• Y. Wu, J. Li, Y. Pan, Q. Liu, J. Guo, B. Jiang and J. Xu, J. Am. Ceram. Soc., 90, 1629-1631 (2007).
• L. Chretien, R. Boulesteix, A. Matre, C. Sallr and Y. Regioux, Opt. Mater. Express, 4, 2166-2173 (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： 透光性 ,  セラミックス ,  多結晶 ,  応用 ,  現状