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J-GLOBAL ID：201002225248085988   整理番号：10A0860319

関西におけるレアメタルリサイクルの現状 微生物を利用したレアメタルのリサイクル

著者 (1件)： 小西康裕 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： 科学と工業  (Science and Industry)
巻： 84  号： 8  ページ： 319-324  発行年： 2010年08月20日 
JST資料番号： F0106A  ISSN： 0368-5918  CODEN： KKGOAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境調和型技術が探求される状況のなか,都市鉱山に含まれるレアメタルの循環システムを構築するうえで,微生物機能を活用した環境負荷の小さいレアメタル回収技術を開発することに挑戦している。本稿では,使用済み乾電池からマンガンを効率よく溶出できるバイオリーチング(微生物による浸出)について紹介する。つぎに,溶液から白金族金属を分離・濃縮するだけでなく,金属ナノ粒子の室温合成までも短時間内に達成できるバイオミネラリゼーション(微生物による還元・析出)について紹介する。さらに,溶液からのインジウムの分離回収にはバイオソープション(微生物による収着)が効果的であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *レアメタル ,  リサイクル ,  有用物質回収 ,  環境影響 ,  バクテリオリーチング ,  無機化 ,  吸着 ,  収着 ,  過程
準シソーラス用語： 環境負荷 ,  *バイオリーチング ,  *バイオミネラリゼーション ,  バイオソープション ,  微生物学的過程

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (19件)：

• http://www.mcli.go.jp/prcss/20090728001/2009072 8001. html/ (経済産業省).
• 小西康裕, 金属, 78, 75(2008).
• 小西康裕, 斉藤範三, 金属, 78, 42(2008).
• 小西康裕, 粉体工学会誌, 43, 515(2006).
• J. U. Lloyd, D. L. Lovley, I,. L. Mucaskie, Adw,Appl.Mierobiol., 53, 85(2003).

タイトルに関連する用語 (5件)： 関西 ,  レアメタル ,  リサイクル ,  現状 ,  微生物