特許
J-GLOBAL ID:201003051297373790
DNA断片の増幅方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
野村 健一
, 間山 世津子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2008053941
公開番号(公開出願番号):WO2008-111453
出願日: 2008年03月05日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
ゲノムDNAのメチル化の程度を簡易かつ正確に、また、網羅的に測定できるようにするため、以下の(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とするDNA断片の増幅方法を提供する。(1)試料とする二本鎖DNAを第一の制限酵素で切断する工程(2)第一のオリゴヌクレオチドと第二のオリゴヌクレオチドとからなる二本鎖DNA断片を、工程(1)で生じた二本鎖DNA断片の制限酵素切断末端に付加したDNA断片を得る工程(3)工程(2)で得たDNA断片を第二の制限酵素で切断する工程(4)工程(3)で生じた二本鎖DNA断片を、リガーゼの存在下で、第三のオリゴヌクレオチドと第四のオリゴヌクレオチドと共存させる工程(5)工程(4)で得た二本鎖DNA断片を加熱して、解離させた後、ポリメラーゼ連鎖反応を行い、第一の制限酵素の切断末端と第二の制限酵素の切断末端とを持つDNA断片を選択的に増幅する工程
請求項(抜粋):
以下の(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とするDNA断片の増幅方法、
(1)試料とする二本鎖DNAを第一の制限酵素で切断する工程、
(2)第一のオリゴヌクレオチドと、第一のオリゴヌクレオチドと相補的な配列を持つ第二のオリゴヌクレオチドとからなる二本鎖DNA断片を工程(1)で生じた二本鎖DNA断片の制限酵素切断末端に付加したDNA断片であって、第一のオリゴヌクレオチドの5’末端及び第二のオリゴヌクレオチドの3’末端が工程(1)で生じた二本鎖DNA断片の制限酵素切断末端に連結しているDNA断片を得る工程、
(3)工程(2)で得たDNA断片を第二の制限酵素で切断する工程、
(4)工程(3)で生じた二本鎖DNA断片を、リガーゼの存在下で、5’末端がリン酸化されていない第三のオリゴヌクレオチドと、第三のオリゴヌクレオチドと相補的な配列を持ち、5’末端がリン酸化されていない第四のオリゴヌクレオチドと共存させ、第三のオリゴヌクレオチドと第四のオリゴヌクレオチドとからなる二本鎖DNA断片を工程(3)で生じた二本鎖DNA断片の第二の制限酵素による切断末端に付加したDNA断片であって、第四のオリゴヌクレオチドの3’末端は工程(3)で生じた二本鎖DNA断片の制限酵素切断末端に連結しているが、第三のオリゴヌクレオチドの5’末端は工程(3)で生じた二本鎖DNA断片の制限酵素切断末端に連結していないDNA断片を得る工程、
(5)工程(4)で得た二本鎖DNA断片を加熱して、解離させた後、第一のオリゴヌクレオチドとハイブリダイズすることのできるオリゴヌクレオチド、及び第三のオリゴヌクレオチドとハイブリダイズすることのできるオリゴヌクレオチドをプライマーとしてポリメラーゼ連鎖反応を行い、第一の制限酵素の切断末端と第二の制限酵素の切断末端とを持つDNA断片を選択的に増幅する工程。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA05
, 4B024CA09
, 4B024HA09
, 4B024HA11
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QQ34
, 4B063QQ42
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
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