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J-GLOBAL ID:201102237663088084   整理番号:11A0767009

レアメタルのリサイクル最新動向 微生物を利用するレアメタルの資源循環システム

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巻: 40  号:ページ: 69-72  発行年: 2011年03月01日 
JST資料番号: S0991A  ISSN: 0285-5380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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都市鉱山からのレアメタル資源循環システム構築に向け,微生物を利用した白金族金属とInのリサイクルを述べた。白金族金属(Pd,Pt,Rh)では微生物(鉄(III)イオン還元菌のShewanella algae(海洋性細菌)とShewanella oneidensis(淡水性細菌))による金属イオン還元・析出現象(バイオミネラリゼーション)を利用した。還元細菌と電子供与体(乳酸塩,ギ酸塩)の共存でPd(III)イオンは還元されPd微粒子が析出する。Pt,Rhも同様である。細菌の細胞内ペリプラズム空間に金属ナノ粒子が生成する。本方法は浸出液のpH調整と電子供与体の添加が必要となるもののワンステップの統合プロセスであり,微生物処理としては迅速なプロセスである。貴金属の選択性や貴金属間の相互分離が必要となり,バイオ還元機能と溶液pHとの関係の把握による回収の高効率化が今後の課題である。次に微生物S.algaeの金属イオン吸着現象(バイオソープション)を利用した塩化インジウム溶液からのIn(II)の迅速な回収を述べた。Inリサイクルでは,高含有率のITOターゲット材では回収が進んだが,FPD工場発生エッチング廃液や液晶パネル(TV)のリサイクルはほとんどなされてない。本方法は環境負荷が小さく,エネルギー及び物質の消費量が削減できる。短時間での分離・濃縮が可能であり,細胞燃焼により回収が容易である。
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