磁気方位検出方式および磁気方位検出方法

発明者： , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：尾関伸介
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-244659
公開番号（公開出願番号）：特開2004-085291
特許番号：特許第3772806号
出願日： 2002年08月26日
公開日（公表日）： 2004年03月18日
請求項（抜粋）：

【請求項1】操舵コマンド量により電磁弁付アクチュエータが駆動され、該電磁弁付アクチュエータが該操舵コマンド量に応じて操舵角を制御することにより進行方向が変わる車両等の移動体に装備されて、該電磁弁付アクチュエータで生じる擾乱磁気による影響を補正して、正常な磁気方位を検出する磁気方位検出方式において、前記移動体に固定された方向であり、該移動体に直進をさせる操舵角における該直進の方向を該移動体の基準方向とし、該基準方向を含む水平面にある2軸および鉛直方向の1軸により形成される直交3軸を該移動体に設定したとき、該直交3軸成分に分解して地磁気を検出するように該移動体に固定された地磁気方位センサと、前記操舵コマンド量を受けて、前記擾乱磁気に対処する補正量の前記直交3軸成分を生成し、該直交3軸成分に所定時間の遅延を与えて遅延補正量として、該遅延補正量の直交3軸成分に基づき、前記地磁気方位センサの検出出力の直交3軸成分に含まれる擾乱磁気による誤差成分を補正した一次補正3軸成分を出力する一次補正手段と、前記基準方向に関する前記移動体の回転角であるロール角、前記水平面に対する該基準方向の傾き角であるピッチ角を演算出力する移動体傾斜演算手段と、前記一次補正3軸成分並びに前記ロール角およびピッチ角を受け、該ロール角およびピッチ角に基づき該一次補正3軸成分に含まれる前記地磁気方位センサ検出出力の傾斜誤差成分を補正し、前記移動体の傾斜角による影響を排除した前記水平面上の2軸成分に分解された二次補正2軸成分を出力する二次補正手段と、前記二次補正2軸成分に基づき前記基準方向の磁気方位を演算し、該基準方向の磁気方位を前記正常な磁気方位として出力する方位演算手段とを備え前記補正量は前記操舵コマンド量に対応していることを特徴とする磁気方位検出方式。

IPC (2件)：

G01C 17/38 ( 200 6.01) , G01C 21/00 ( 200 6.01)

FI (2件)：

G01C 17/38 T , G01C 21/00 D

引用特許：

出願人引用 (2件)

特開昭64-015813
磁方位センサ
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-169108 出願人：日本航空電子工業株式会社

審査官引用 (2件)

特開昭64-015813
磁方位センサ
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-169108 出願人：日本航空電子工業株式会社

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