特許
J-GLOBAL ID:201103043605583169

細胞の遺伝子変異機能の制御による変異タンパク質の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節 ,  須藤 統子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-298072
公開番号(公開出願番号):特開2006-109711
特許番号:特許第4487068号
出願日: 2004年10月12日
公開日(公表日): 2006年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 細胞外刺激により外因性Creリコンビナーゼ遺伝子の発現が誘導され、発現されたCreリコンビナーゼにより外因性AID(activation induced cytidine deaminase)遺伝子の向きを反転させることにより、AID発現を誘導することおよび停止させることが可能なニワトリB細胞株DT40細胞に由来する細胞であって、以下の特徴: 1)内因性のAID遺伝子が機能的に破壊されており、内因性AID遺伝子発現によるAIDタンパク質は産生されないこと、 2)互いに逆方向の2つのloxP配列で挟まれた外因性のAID遺伝子、および該2つのloxP配列で挟まれた領域の上流側に存在する上記細胞で機能し得るプロモーターを有し、上記AID遺伝子が該プロモーターに対して順方向に配置されている場合には、該プロモーターによるAID遺伝子の発現が可能であり、上記AID遺伝子が該プロモーターに対して逆方向に配置されている場合には、AID遺伝子の発現は停止すること、および 3)細胞外刺激によりCreリコンビナーゼの活性化が誘導されるようにCreリコンビナーゼ遺伝子が上記細胞内に導入されており、該Creリコンビナーゼ遺伝子はCreリコンビナーゼがエストロゲンレセプターまたはそのエストロゲン結合ドメインとの融合タンパク質を発現するような形で存在し、該細胞外刺激がエストロゲンまたはその誘導体による刺激であり、上記細胞を細胞外からエストロゲンまたはその誘導体で刺激することにより、上記細胞内でCreリコンビナーゼの活性化が誘導され、Creリコンビナーゼ活性化により、上記外因性AID遺伝子を含む2つのloxP配列に挟まれた領域の方向が反転すること、 を有する上記細胞。
IPC (3件):
C12N 5/10 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12P 21/08 ( 200 6.01)
FI (3件):
C12N 5/00 102 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12P 21/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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