特許
J-GLOBAL ID:201103082367534427

排水処理装置、および排水処理装置用のノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-167706
特許番号:特許第4365880号
出願日: 2008年06月26日
要約:
【課題】汚水中の汚染原因物質を分解する際に、従来品よりもオゾンを効率よく利用可能な排水処理装置を提供すること。 【解決手段】排水処理装置は、汚染原因物質を含有する原水を原水タンク1から加圧ポンプ5へと導入するとともに、気体供給装置3から供給されるオゾンを加圧ポンプ5へ導入して、原水に対してオゾンを加圧溶解させることにより、汚染原因物質の含有率が原水よりも低下した一次処理水を生成する。そして、加圧ポンプ5での加圧溶解時に圧力が上昇した状態にある一次処理水を、ノズル9から反応槽11内へと噴出させて、噴出前の液相中で溶解した状態にあったオゾンを、噴出後の液相中でマイクロバブル化することにより、汚染原因物質の含有率が一次処理水よりも低下した二次処理水を生成する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 汚染原因物質を含有する原水に対し、オゾンを加圧溶解させて、溶解させたオゾンと前記汚染原因物質とを反応させることにより、前記汚染原因物質の含有率が前記原水よりも低下した一次処理水を生成する一次処理部と、 前記一次処理部での加圧溶解時に圧力が上昇した状態にある前記一次処理水を、ノズルから反応槽内へと噴出させて、噴出前の液相中で溶解した状態にあったオゾンをマイクロバブル化し、そのマイクロバブルと前記汚染原因物質とを反応させることにより、前記汚染原因物質の含有率が前記一次処理水よりも低下した二次処理水を生成する二次処理部と を備え、 前記ノズルは、 内部に、前記一次処理水の入口側となる上流側流路から、複数の細径流路を経て、前記一次処理水の出口側となる下流側流路に至る形態の流路が形成され、 前記上流側流路および前記下流側流路は、同一の軸線が中心線となる位置に形成された流路で、前記下流側流路は、前記細径流路側から離れるほど径が拡大する形態になっていて、 前記複数の細径流路は、いずれも前記上流側流路および前記下流側流路よりも径が細い流路で、前記上流側流路および前記下流側流路の中心線と同一軸線を対称軸とする回転対称な位置において、前記上流側流路および前記下流側流路の中心線と平行に延びる形態となっていて、 さらに、前記複数の細径流路に囲まれた位置には、前記複数の細径流路と平行に延びる案内穴が形成され、 円柱状の弁体と、前記弁体から突出する軸部とを備えた調節弁を有し、前記軸部は前記案内穴に挿し込まれて、前記案内穴内を軸方向に摺動可能な状態になっており、当該案内穴で前記軸部の摺動方向を規制することにより、前記調節弁が一軸方向に平行移動可能な構造になっており、しかも、スプリングによって、常に前記細径流路側に向かって付勢された状態になっていて、 前記上流側流路に導入される前記一次処理水の圧力が上昇すると、その圧力を受けて、前記調節弁が前記スプリングの付勢力に抗して平行移動する構造になっていて、前記調節弁の平行移動に伴って前記複数の細径流路から噴出する前記一次処理水が前記下流側流路を経て前記反応槽内へと噴出される ことを特徴とする排水処理装置。
IPC (4件):
C02F 1/78 ( 200 6.01) ,  B01F 1/00 ( 200 6.01) ,  B05B 1/32 ( 200 6.01) ,  B01F 5/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
C02F 1/78 ,  B01F 1/00 A ,  B05B 1/32 ,  B01F 5/02 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る