抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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誘電体レンズを用いて,所望の範囲を照射可能にする誘電体レンズアンテナを設計解析している。設計方法として,まずフェーズレトリーバル法という解析方法により所望の放射領域を実現する開口面位相分布を求める。次に,そこで求めた開口面位相になるように透過移相解析を行い誘電体の厚みを算出する。そして最後に,電磁界シミュレーションソフト(HFSS)を用いて電磁界解析を行い最終的なレンズの形状を選定するという方法である。設計例として,周波数は24GHzにおいて,所望の照射領域ビーム幅29.0°と154.8°の2つの円形領域をカバーする誘電体レンズを示している。そして,設計した誘電体レンズアンテナの特性について数値的・実験的に検討を行っており,それらの有効性を示している。(著者抄録)