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J-GLOBAL ID：201202227427256610   整理番号：12A0970347

加速器応用を想定した高温超電導コイルの遮へい電流と磁場分布の空間的・時間的変化の3次元解析

3D Electromagnetic Simulation of Spatial and Temporal Behavior of Magnetic Field Distribution Caused by Shielding Current in HTS Coil for Accelerator Application

著者 (5件)： 植田浩史 (大阪大) ,  福田光宏 (大阪大) ,  畑中吉治 (大阪大) ,  野口聡 (北大) ,  石山敦士 (早稲田大)
資料名： 電気学会超電導応用電力機器研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： ASC-12  号： 1-18  ページ： 47-51  発行年： 2012年06月21日 
JST資料番号： L1912A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放射線医学総合研究所のHIMACと同等の出力を持つ高温超電導技術を応用した小型・高効率・高性能の超電導サイクロトン開発の一環として行なった標記研究について報告した。加速器用コイルの発生磁場は,空間的・時間的に高い均一度で3次元的に分布することが要求される。そこで,高温超電導コイルでこのような高精度磁場を実現する際に問題となる遮へい電流により誘導される磁場のモデル化を行い,遮へい電流の磁場への影響を3次元的に計算,評価できる数値解析法を提案するとともに,それに基づく計算機プログラムについて論じた。Y系超電導コイル線材に流れる誘導電流が作る磁場の時間的変化の計算例を示した。

シソーラス用語： *サイクロトロン ,  *高温超伝導体 ,  インダクタ ,  空間分布 ,  時間依存性 ,  電磁場解析 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  計算機プログラム ,  *超伝導コイル ,  超伝導線 ,  磁場分布
準シソーラス用語： 遮蔽電流

分類 (2件)： 電線・ケーブル  (NA05020S) ,  円形加速器  (BE02020X)

引用文献 (3件)：

• (1)石山敦士他:「高温超電導技術を活用した「先進ハイブリッド・サイクロトロン」の開発」,電気学会研究会資料,ASC-11-009, pp.47-52 (2011)
• (2)Y Yanagisawa, et al.: "Effect of current sweep reversal on the magnetic field stability for a Bi-2223 superconducting solenoid", Physica C469, pp.1996-1999 (2009)
• (3)L Greengard and V. Rokhlin "A new version of the fast multipole method for the Laplace equation in three dimensions", Acta Name/Ica, Vol 6, pp 229-269(1997).

タイトルに関連する用語 (8件)： 加速器 ,  応用 ,  想定 ,  高温超電導コイル ,  遮へい電流 ,  磁場分布 ,  時間的変化 ,  3次元解析