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J-GLOBAL ID：201202295440909962   整理番号：12A0763603

スパイラル型マイクロ波力学インダクタンス検出器の設計とマイクロ波共振特性

Design and Evaluation of Spiral Microwave Kinetic Inductance Detectors

著者 (9件)： 中島健介 (山形大 大学院理工学研究科) ,  齊藤敦 (山形大 大学院理工学研究科) ,  田之上寛之 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  有吉誠一郎 (名古屋工大 院工学研究科) ,  田井野徹 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  山田博信 (山形大 大学院理工学研究科) ,  明連広昭 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  大谷知行 (理研) ,  大嶋重利 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 14(MW2012 1-8)  ページ： 7-10  発行年： 2012年04月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広帯域なテラヘルツ光検出器アレイに好適な検出器としてRewindスパイラルストリップ構造を特徴とする新しい構造のマイクロ波力学インダクタンス検出器(Spiral Microwave Kinetic Inductance Detectors:Spiral-MKIDs)を提案する。中心で折り返す構造の超伝導ストリップは,マイクロ波に対して高Q半波長共振器として動作しテラヘルツ光に対しては広帯域なアンテナとして機能する。NbN薄膜を用いて作製したSpiral-MKIDsは,0.3Kにおいて最大約250,000の負荷Qを示した。スパイラルストリップの広帯域アンテナ特性は,数値シミュレーションと銅箔回路基板で製作した100倍サイズの室温モデルにより,ほぼ200GHz以下から2THz以上の範囲にわたって平坦なリターンロス特性が確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *検出器 ,  *超伝導素子 ,  螺旋 ,  マイクロ波 ,  特性 ,  共振器 ,  *電磁波 ,  広帯域アンテナ ,  減衰特性 ,  *テラヘルツ波
準シソーラス用語： スパイラル ,  リターンロス ,  共振特性

分類 (2件)： Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： スパイラル型 ,  マイクロ波 ,  力学インダクタンス ,  検出器 ,  設計 ,  共振特性