特許
J-GLOBAL ID:201203070861908975

光時分割多重化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-287001
公開番号(公開出願番号):特開2012-134898
出願日: 2010年12月24日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】波長可変連続レーザを用いずに遅延干渉計を安定化させ、多重化光信号の隣接光パルス間の位相差を安定化させる。【解決手段】(i)光パルス信号を2つの光信号に分岐する第1ビームスプリッター5と、2つの光信号間に位相差を与える位相変調器6と、2つの光信号間に所定の遅延時間を与える遅延素子17と、2つの光信号を合成して第1及び第2出力ポート3、4に出力する第2ビームスプリッター7を備えた遅延干渉計1と、(ii)位相変調器にバイアス電圧を与える制御部11と、(iii)第1出力ポートから出力される多重化光信号のスペクトルのn次のサイドバンドを取り出す光バンドパスフィルター10を備える。制御部は、光バンドパスフィルターによって取り出された信号成分から取得した誤差信号に基いてバイアス電圧をフィードバック制御する。第2出力ポートから隣接パルス間の位相差が安定化した多重化光信号を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(i)1つの入力ポートおよび1つまたは2つの出力ポートと、前記入力ポートに入力された光パルス信号を2つの光信号に分岐する分岐手段と、前記2つの光信号のうちの一方の光信号の光路中に配置され、前記2つの信号間に位相差を与える位相変調手段と、前記位相差を与えられた2つの光信号を、所定の遅延時間を与えて合成して多重化光信号とし、前記多重化光信号を前記出力ポートに出力する合成手段と、を備えた遅延干渉計と、 (ii)前記遅延干渉計の前記位相変調手段にバイアス電圧を与える制御手段と、 (iii)前記遅延干渉計の前記出力ポートから出力される前記多重化光信号のスペクトルのn次のサイドバンド(n=0、±1、±2、・・・)を取り出す光バンドパスフィルターと、を備え、 前記制御手段が、さらに、前記光バンドパスフィルターによって取り出された信号成分から前記バイアス電圧に関する誤差信号を取得し、前記誤差信号に基づいて前記バイアス電圧をフィードバック制御することにより、前記遅延干渉計の他方の前記出力ポートから、隣接パルス間の位相差が安定化した前記多重化光信号を出力することを特徴とする光時分割多重化回路。
IPC (1件):
H04J 14/08
FI (1件):
H04B9/00 D
Fターム (9件):
5K102AD12 ,  5K102MA01 ,  5K102MB12 ,  5K102MC06 ,  5K102MD01 ,  5K102MH02 ,  5K102MH13 ,  5K102MH22 ,  5K102PH02

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