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J-GLOBAL ID:201302227895573484   整理番号:13A0697803

精米時に胚盤が残りやすく栽培特性が優れる良食味水稲品種「きんのめぐみ」の育成

著者 (19件):
資料名:
号: 115  ページ: 1-10  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: S0383B  ISSN: 1347-3379  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「きんのめぐみ」は,「おきにいり」を母とし,「あそみのり」を父とした雑種第一代を母に,「おきにいり」を父として戻し交配した組合せに由来する。東北農業研究センターと,トーヨーライス株式会社との共同育成による品種で,2011年に品種登録出願された。育成地における出穂期,成熟期は「ひとめぼれ」に比べて1~2日早く,寒冷地中部では“中生の中”に属する。「ひとめぼれ」と比較して,桿長は同程度,穂長は同程度で穂数はやや少ない。草型は“穂重型”である。いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia,Pii”と推定され,葉いもち圃場抵抗性,穂いもち圃場抵抗性ともに“強”である。白葉枯病真性抵抗性遺伝子Xa1を有し,白葉枯病圃場抵抗性は“強”である。障害型耐冷性は“強”である。耐倒伏性は“強”である。穂発芽性は“やや易”である。収量性は「ひとめぼれ」並である。玄米品質は「ひとめぼれ」よりやや劣る。食味は「ひとめぼれ」並の良食味である。搗精時の胚盤残存率は「ひとめぼれ」よりも高い。本品種は胚盤が残るように精米をした商品「金芽米(きんめまい)」の原料米として利用できる。栽培適地は寒冷地中南部および温暖地中山間部である。(著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 

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