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J-GLOBAL ID：201402216730511935   整理番号：14A1372107

グリーンイノベーション リン酸カルシウムを用いた汚染土壌に対するエコソリューション

著者 (3件)： 袋布昌幹 (富山高専) ,  豊嶋剛司 (富山高専) ,  丁子哲治 (鹿児島工高専)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 21  号： 373  ページ： 421-425  発行年： 2014年11月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水溶液中に含まれるフッ化物イオンは,第二リン酸カルシウム(DCPD)を用いてほぼ化学量論比でフッ素アパタイトに転化できる。これを汚染土壌対策技術として検討してきた取り組みについて解説する。本稿では,土壌中の水分量とDCPDによる不溶化効率の関係を調べ,これに基づいてオンサイト処理を行った結果を示した。また,DCPDの反応性や操作性向上のための検討結果を紹介した。実用化には法体系の解釈などの課題があるが,処理実績の拡大が期待される。1)フッ素汚染土壌対策の現状,2)DCPDを用いた汚染土壌の不溶化,3)DCPDによる汚染土壌のオンサイト処理,4)DCPDの反応性や操作性の向上。

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  *汚染防止 ,  法規 ,  技術革新 ,  *リン酸カルシウム ,  リン酸水素カルシウム ,  アニオン ,  燐灰石 ,  不溶化 ,  現場試験 ,  反応性 ,  環境保全 ,  溶出 ,  経時変化
準シソーラス用語： 土壌汚染対策 ,  土壌汚染対策法 ,  グリーンイノベーション ,  第2リン酸カルシウム ,  フッ化物イオン ,  フルオロアパタイト ,  操作性

分類 (1件)： 土壌汚染  (FB04100T)

引用文献 (27件)：

• L. C. Chow, W. E. Brown, J. Dent. Res., 52, 1220-1227 (1973).
• E. J. Duff, J. Inorg. Nucl. Chem., 32, 3103-3106 (1970).
• E.J. Duff, J. Chem. Soc. (A), 1971, 33-38 (1971).
• M. Monma, S. Ueno, J. Soc. Inorg. Mater. Japan (Gypsum & Lime), No. 172, 101-107 (1981).
• L.C. Chow, J. Ceram. Soc. Japan, 99, 954-964 (1991).

タイトルに関連する用語 (5件)： グリーン ,  イノベーション ,  リン酸カルシウム ,  汚染土壌 ,  ソリューション