抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
市街地の配電設備の耐風設計に資するために,法規にある丙種風圧荷重の妥当性を実験的に調べた。使用風洞は電力中研の乱流輸送モデリング風洞の幅x高さx長さが1mx1mx10mの第二試験セクションで行った。街区モデルは一辺が75mmの立方体ブロックを建蔽率が75%になるようにストリート側,キャニヨン側に区分配列して作成した。流入風の鉛直速度分布が,指数0.2のベキ乗則になるように風洞測定部入り口のスパイヤ,L型アングルなどで生成した。測定はレーザドップラー風速計を用いた。各測定位置での気流,乱流場の鉛直分布を図示した。キャニオン側での速度分布は段付き型の特徴ある分布となった。乱れの高次統計量を求め図示した。街区上空の低速流体の持ち上げが認められた。エネルギースペクトルを求め図示した。その形状から,街区内の流れの模式図を作成した。四象限解析を行い,イジェクション,スイープを明らかにした。丙種風圧加重の適用を考える際の注意点を示した。