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J-GLOBAL ID：201502206028546197   整理番号：15A1384062

曲げた光ファイバを用いた食品関連物質の簡易センシング

Development of simple and rapid sensing method for food materials using a bent plastic optical fiber

著者 (2件)： 末原憲一郎 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  橋本篤 (三重大 大学院生物資源学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 262(OFT2015 26-38)  ページ： 15-18  発行年： 2015年10月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光ファイバをある曲率以上に曲げると曲部から光が漏出する。その光量は曲部に接触している物質に依存する。この性質を利用して,生物材料の新規光センシング計測手法への応用を試みた。食品モデルとしての糖-塩水溶液を用いて基本性能試験を行った結果,減衰率の対数値は溶質濃度と比例したことから,提案したセンサは溶質成分に関する定量的な情報が得られることがわかった。さらに安価な電子部品を用いたセンサ駆動回路の設計・試作を行い,より複雑な生体物質モデルや含油排水の空気-水-油界面検出に応用した。提案したセンサシステムについての基礎データが得られるとともに,バイオケミカルセンサ開発の可能性が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *光ファイバ ,  曲げ ,  *光学的測定 ,  電子回路 ,  バイオセンサ ,  化学センサ ,  *食品加工 ,  食品分析 ,  品質
準シソーラス用語： *プラスチック光ファイバ ,  *光センシング ,  食品品質

分類 (2件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  食品の品質  (FJ01040F)

引用文献 (6件)：

• CKY. Leung, KT. Wan, D. Inaudi, X. Bao, W. Habel, Z. Zhou, J.Ou, M. Ghandehari, HC Wu, and M. Imai, Materials and Structures, Vol.48, pp.871-906, 2015
• 上野武司,加沢エリト,佐々木智憲,東京都立産業技術研究所研究報告第3号,pp.123-124,2000
• 末原憲一郎,亀岡孝治,橋本篤,日本食品工学会第16回年次大会講演要旨集,p46,2015
• A. Hashimoto and T. Kameoka, Appl. Spectrosc. Vol.54, pp.1005-1011, 2000
• E. Fujii, T. Tsunematsu, Y. Kamimoto, J. Kohda, K. Suehara, Y. Nakano, and T. Yano, Japan J. Food. Eng. Vol.4, 2003

タイトルに関連する用語 (5件)： 光ファイバ ,  食品 ,  物質 ,  簡易 ,  センシング