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J-GLOBAL ID：201502212212094893   整理番号：15A0438685

構築環境と旅行挙動の関係 連続的取り扱い形式での傾向スコア研究

Connection Between Built Environment and Travel Behavior: Propensity Score Approach Under a Continuous Treatment Regime

著者 (3件)： PARADY Giancarlos Troncoso (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKAMI Kiyoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HARATA Noboru (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Transportation Research Record  (Transportation Research Record)
号： 2453  ページ： 137-144  発行年： 2014年 
JST資料番号： B0663A  ISSN： 0361-1981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 居住地の都市化の程度が旅行者の交通行動に与える影響を確率的に表すモデルを開発し,広島市のデータを用いた解析から,その有効性を検証した。本モデルでは,都市化の程度を人口密度,集合住宅の比率,商業建築への距離などで表し,広島市の400地域に適用した。また,旅行者の交通手段決定は偶然的な要素も関与することから,傾向スコア法を用いて確率的に評価した。この際,限定されたデータの解析で生じる傾向スコアのバイアスを補正した。解析では,交通手段選択,旅行頻度および旅行距離は,居住地の都市化の程度と旅行者の年齢,収入といった人口統計学的因子で統計的に表されるとした。解析結果によれば,都市化の程度が上がるほど,旅行者が自動車以外の,例えば自転車などの交通機関を選択する確率が上昇する。比較のために,傾向スコアのバイアス補正を行わずに同様の解析を行ったが,この場合は都市化の程度の影響が過大に評価されてしまう。

シソーラス用語： 確率 ,  統計解析 ,  無作為抽出 ,  *土地利用 ,  人口密度 ,  商業建築 ,  *都市化 ,  集合住宅 ,  距離 ,  旅行 ,  *交通行動 ,  多変量解析 ,  利用 ,  自動車 ,  自転車 ,  広島県 ,  選択 ,  交通機関 ,  多重回帰分析 ,  移動距離 ,  傾向スコア ,  交通手段選択
準シソーラス用語： 自動車利用

分類 (2件)： 交通調査  (TB01031B) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 旅行 ,  挙動 ,  取り扱い ,  形式 ,  傾向スコア ,  研究