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J-GLOBAL ID:201502224367677095   整理番号:15A0458480

個人に適した効果的な摂取条件等を特定する手法の開発及び摂取条件等 3 非アルコール性脂肪肝疾患患者におけるタマネギの摂取調査と医師・管理栄養士連携モデルの確立

著者 (6件):
資料名:
号: 529  ページ: 499-505  発行年: 2015年02月27日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)NAFLD患者コホートを利用したタマネギ・ケルセチンの摂取調査:外来通院中のNAFLD患者8名及び健常ボランティア10名に対しても食事調査を実施したところ,健常者に比してNAFLD患者では有意にケルセチン摂取量が少なかった(p=0.0059)。また,摂取カロリー当たりのケルセチン摂取量を評価しても,健常ボランティアが平均20.5mg/1000kcalに対して,NAFLD患者では平均6.1mg/1000kcalと有意に低値であった。患者,健常ボランティアの両群において,ケルセチン摂取量とALT値は有意な負の相関を示した。NAFLD患者でケルセチン摂取量と臨床検査値の相関を検討すると,血清ferritin値のみ有意な正の相関を示した。フィブロスキャンとの関連を検討すると,ケルセチン摂取量は肝脂肪化の程度を反映するCAPと有意な負の相関を示したが,肝硬度とは有意な関連を認めなかった。以上の結果より,ケルセチン摂取量の低下は肝脂肪化を来す一因となることが示唆された。(イ)NAFLD患者を対象とした医師・管理栄養士連携モデルの確立:NAFLDの外来患者専用の栄養指導枠を患者の外来受診時間に合わせて設置し,連携プロトコルを構築し試行した。プロトコルは,1)医師による患者へのBDHQ実施と次回診療時の栄養指導予約が指示されるシステム,2)管理栄養士による患者への食事記録の指示,及びBDHQや食事記録をもとにした患者個人の食習慣上の問題点等の分析・栄養指導への活用,3)管理栄養士による患者の栄養アセスメント結果等を医師にフィードバックするシステムからなる。この連携プロトコルによって多アプローチでの疾患コントロールの一助となることを目指し,実際に8名に対し試行開始した。また,医師と管理栄養士が連携して,患者が非アルコール性脂肪肝についての病態と栄養療法について能動的に学べるウェブ媒体を作成し,学んだことを問題形式で復習するためのe-learningを設けた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
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