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J-GLOBAL ID：201502272345065651   整理番号：15A0222712

建築設備の基礎講座 V「環境技術編」(69)潜熱・顕熱分離空調の基礎知識

著者 (1件)： 小金井真 (山口大 工 大学院理工学研究科)
資料名： 建築設備  (BE建築設備)
巻： 66  号： 2  ページ： 61-65  発行年： 2015年02月01日 
JST資料番号： F0416A  ISSN： 1346-9371  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 居住者の快適性,知的生産性を低下させずに省エネが図れる空調システムについて紹介する。近年注目されている潜熱,顕熱分離空調方式は,顕熱と潜熱をそれぞれに適した方法で処理する。潜熱負荷処理のためには,低温冷水を用いた(あるいは低い冷媒蒸発温度とした)除湿専用機またはデシカント方式などを使い,室内顕熱負荷の処理のためには,放射パネル,高顕熱ビルマル,チルドルームなどを使用する。室内機を顕熱処理専用機とすれば低温冷水が不要になり,室内機側の冷凍機のCOPを上げることができる。

シソーラス用語： *空気調和装置 ,  潜熱 ,  顕熱 ,  分離 ,  冷媒 ,  沸点 ,  *除湿 ,  成績係数 ,  熱負荷 ,  加湿器
準シソーラス用語： デシカント空調

分類 (1件)： 空気調和装置一般  (PC02010U)

引用文献 (10件)：

• (一財)省エネルギーセンター:オフィスビルの省エネルギー
• 空気調和・衛生工学会温熱環境委員会報告書:我慢をしない省エネへ-夏季オフィスの冷房に関する提言-(2014年4月)
• 松縄堅他:業務用ビルを対象とする液冷空調システムの開発(第1報)液冷空調システム導入の必要性,および開発課題,空気調和・衛生工学会大会論文(2013年9月)
• 松井伸樹他:直膨個別分散空調機を用いた潜熱・顕熱分離空調システムエネルギー性能の実証・評価(第1報)研究概要と研究計画,空気調和・衛生工学会大会論文(2012年9月)
• VAV Reheat Versus Active Chilled Beam& DOAS : ASHRAE Journal (May,2013)

タイトルに関連する用語 (7件)： 建築設備 ,  基礎 ,  環境技術 ,  潜熱 ,  顕熱 ,  空調 ,  基礎知識