特許
J-GLOBAL ID:201503053832230579

音響信号解析装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-181701
公開番号(公開出願番号):特開2015-049406
出願日: 2013年09月02日
公開日(公表日): 2015年03月16日
要約:
【課題】原音声信号に雑音及び残響成分が重畳した音響信号の時系列データから、原音声信号を精度よく分離して、音声信号の明瞭度を向上させることができるようにする。【解決手段】パラメータ更新部24により、パワースペクトル密度系列モデルΦxk[t]と、観測時間周波数成分yk[t]との距離が小さくなるように、原音声信号のパワースペクトル密度Φ(s)k[t]の係数行列の各要素G(s)m[t]と、雑音信号のパワースペクトル密度Φ(n)k[t]の基底行列の各要素B(n)q,k及び係数行列の各要素G(n)q[t]と、各時刻τの室内インパルス応答の各周波数kのパワーHk[τ]を更新することを繰り返す。【選択図】図2
請求項(抜粋):
音響信号の時系列データを入力として、各時刻tにおける各周波数kの観測時間周波数成分yk[t]を出力する時間周波数解析部と、 前記音響信号に含まれる原音声信号sの各時刻t及び各周波数kのパワースペクトル密度Φ(s)k[t]を、M個の基底スペクトルmを表す非負値の各要素B(s)m,kからなる基底行列と、各時刻tにおける基底スペクトルB(s)m,kのゲインG(s)m[t]を非負値である各要素とする係数行列との積として表した場合の前記係数行列の各要素G(s)m[t]、各時刻τの室内インパルス応答の各周波数kのパワーHk[τ]、前記音響信号に含まれる雑音信号nの各時刻t及び各周波数kのパワースペクトル密度Φ(n)k[t]を、Q個の基底スペクトルqを表す非負値の各要素B(n)q,kからなる基底行列と、各時刻tにおける基底スペクトルB(n)q,kのゲインG(n)q[t]を非負値である各要素とする係数行列との積として表した場合の前記基底行列の各要素B(n)q,k、前記係数行列の各要素G(n)q[t]の各々の初期値を設定すると共に、前記基底行列の各要素B(s)m,kに、予め求められた値を設定するパラメータ初期値設定部と、 (τ、m)の全ての組み合わせにおける、前記基底行列の要素B(s)m,k、前記係数行列の要素G(s)m[t]、及び前記パワーHk[τ]と、前記パワースペクトル密度Φ(n)k[t]とに基づいて算出されるパワースペクトル密度系列モデルΦxk[t]と、前記観測時間周波数成分yk[t]との距離が小さくなるように、各時刻t及び各周波数kの前記観測時間周波数成分yk[t]と、前記基底行列の各要素B(s)m,kと、前記係数行列の各要素G(s)m[t]と、前記基底行列の各要素B(n)q,kと、前記係数行列の各要素G(n)q[t]と、各時刻τの室内インパルス応答の各周波数kのパワーHk[τ]と、各時刻t及び各周波数kのパワースペクトル密度系列モデルΦxk[t]とに基づいて、前記係数行列の各要素G(s)m[t]と、前記基底行列の各要素B(n)q,kと、前記係数行列の各要素G(n)q[t]と、各時刻τの室内インパルス応答の各周波数kのパワーHk[τ]とを更新するパラメータ更新部と、 予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ更新部による更新を繰り返し行う終了判定部と、 を含む音響信号解析装置。
IPC (3件):
G10L 21/026 ,  G10L 25/27 ,  G10L 21/023
FI (3件):
G10L21/0264 Z ,  G10L25/27 ,  G10L21/0232
引用特許:
出願人引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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