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J-GLOBAL ID:201602200756148768   整理番号:16A0256278

直接網において複数の通信デバイスを有効に使用する隣接通信アルゴリズムの提案

A Neighboring Communication Algorithm Using Effective Multiple Communication Devices on Direct Connection Network
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 26-35 (WEB ONLY)  発行年: 2015年11月20日 
JST資料番号: U0477A  ISSN: 1882-7829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,計算機の大規模化が進む中で,局所的な通信パターンを持つ隣接通信が注目を集めている。しかし,ネットワークアーキテクチャを考慮した隣接集団通信アルゴリズムの研究は進んでいない。そこで,本研究ではメッシュ/トーラスのような直接網で接続された複数の通信デバイスを持つ並列計算機を対象とした隣接集団通信アルゴリズムの提案を行った。提案した隣接集団通信アルゴリズムでは隣接プロセス数と通信デバイス数の関係を考慮してメッセージをセグメントに分割し,同量のメッセージを全通信デバイスに割り付ける。これによりすべての通信デバイスの通信帯域幅を使い切ることができ通信性能を向上させる。そこで提案した隣接集団通信アルゴリズムの有効性を示すため,RDMAインタフェースおよびMPI関数による実装を行い,京コンピュータ互換機であるFX10において性能評価実験を行った。FX10は通信デバイスを4基搭載し,仮想3次元トーラストポロジとしてアクセスが可能であるため,提案アルゴリズムによる性能向上が期待できる。性能評価実験では,MPI関数による実装において既存の隣接集団通信アルゴリズムに対して2倍の性能向上を示した。また,同様にRDMAインタフェースによる実装において25%の性能向上を示した。さらに熱伝導方程式シミュレーションに提案隣接集団通信アルゴリズムを適用する実験を行った。また,これらの評価結果やアルゴリズムの特徴,ステンシル計算への適用について考察を行った。(著者抄録)
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分類 (1件):
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計算機網 
引用文献 (16件):
  • Message Passing Interface Forum: A Message Passing Interface Standard, Version 3.0, Technical report (2012).
  • Open MPI: Open Source High Performance Computing, available from <http://www.open-mpi.org/>.
  • MVAPICH: MPI over InfiniBand, 10GigE/iWARP and RoCE, available from <http://mvapich.cse.ohio-state.edu/>.
  • MPI Forum Meegings, available from <http://meetings.mpiforum.org>.
  • Tuning MPI on BG/Q, available from <https://www.alcf.anl.gov/user-guides/tuning-mpi-bgq>.
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