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J-GLOBAL ID：201602205707778014   整理番号：16A0300228

道路構造(切土,盛土)と吹きだまり発生に関する観測

著者 (3件)： 小中隆範 (土木研 寒地土木研) ,  伊東靖彦 (土木研 寒地土木研) ,  松澤勝 (土木研 寒地土木研)
資料名： 寒地土木研究所月報  (土木研究所寒地土木研究所月報)
号： 754  ページ： 41-46  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： G0057A  ISSN： 1881-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 札幌市近郊の道路や実験施設にて,暴風雪による吹きだまり発達状況の現地観測を行い,道路構造(切土,盛土)と吹きだまり発生に関して検討した。その結果,吹きだまり量の増分が吹雪量に占める割合は,盛土道路で5%,切土道路で50%となり,切土道路では,吹雪量が多く,かつ凹地形のため風が弱く吹きだまりが生じやすいことがわかった。また,切土道路の方が吹きだまり速度が速く,風上側から吹きだまりが増加していく傾向を示した。

シソーラス用語： *道路構造 ,  *盛土 ,  *切土 ,  *吹雪 ,  積雪 ,  積雪寒冷地 ,  北海道 ,  国道
準シソーラス用語： *吹溜り ,  札幌市

分類 (4件)： 道路施設・建設  (RC08030I) ,  道路の維持修繕  (RC08050E) ,  中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 石本敬志、竹内政夫、野原他喜男、福澤義文:切土区間の道路の防雪容量、寒地技術シンポジウム講演論文集、533-538、1985
• 渡邊崇史、金子学、松澤勝:車両が発進困難となる吹きだまり深さに関する実験と吹きだまり発達速度に関する観測、寒地土木研究所月報No.712、2012
• 石本敬志、竹内政夫、野原他喜男、福澤義文:切土区間の道路における防雪対策について、北海道開発局土木試験所月報No.335、1981
• (独)土木研究所寒地土木研究所:道路吹雪対策マニュアル(平成23年改訂版)、2011

タイトルに関連する用語 (5件)： 道路構造 ,  切土 ,  盛土 ,  吹きだまり ,  観測