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J-GLOBAL ID：201602218739824991   整理番号：16A1198929

有機系表面被覆材の劣化を考慮した鉄筋コンクリート造部材の中性化に基づく信頼性耐久設計手法の提案

著者 (3件)： 長谷川拓哉 (北大 大学院工学研究院) ,  千歩修 (北大 大学院工学研究院) ,  福山智子 (北大 大学院工学研究院)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 431-436  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築物の耐久設計として,中性化によって鉄筋腐食が生じる場合を対象として,和泉らが提案した信頼性設計手法が用いられている。しかし,この手法は,有機系表面被覆材の劣化を考慮しておらず,有機系表面被覆材を含めた耐久設計が十分に行えないのが現状である。本研究では,著者らが提案した有機系表面被覆材における中性化抑制効果の経年劣化予測手法を和泉らの信頼性設計手法に取り入れ,有機系表面被覆材が施工された場合の鉄筋コンクリート造部材の信頼性耐久設計手法を提案した。提案手法について,実建築物調査結果を用いて妥当性の検証を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *中性化 ,  *被覆材 ,  *劣化 ,  鉄筋 ,  金属腐食 ,  *信頼性設計 ,  老朽化 ,  予測技法 ,  *有機材料
準シソーラス用語： 鉄筋腐食 ,  経年劣化 ,  予測手法

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (12件)：

• 和泉意登志,嵩英雄,押田文雄;鉄筋コンクリート造建築物における鉄筋のかぶり厚さの信頼性設計手法の提案-コンクリートの中性化によって鉄筋が腐食する場合-,日本建築学会構造系論文報告集,第384号,pp.58-67,1988.2
• 長谷川拓哉,朴宰弘,千歩修,濱崎仁:屋外暴露試験に基づく仕上塗材の劣化と鉄筋コンクリート造躯体保護効果の経年変化,日本建築学会構造系論文集,第686号,pp.679-686,2013.4
• 日本建築学会:建築工事標準仕様書JASS5鉄筋コンクリート工事,2015.7
• 長谷川拓哉,千歩修,大久保孝昭,古賀純子:建築仕上塗材の中性化抑制効果に関する研究,日本建築学会構造系論文集第609号,pp.23-30,2006.11
• 馬場明生,千歩修:塗り改修によるコンクリートの中性化進行に対する抑制効果に関する一考察,日本建築学会大会学術講演梗概集A,pp.411-412,1988.10

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面被覆 ,  鉄筋コンクリート造 ,  中性化 ,  耐久設計 ,  手法 ,  提案