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J-GLOBAL ID：201302215520337220   整理番号：13A0683509

屋外暴露試験に基づく仕上塗材の劣化と鉄筋コンクリート造躯体保護効果の経年変化

DETERIORATION OF COATING MATERIALS AND AGING OF THE PROTECTIVE EFFECTS ON DETERIORATION OF REINFORCED CONCRETE STRUCTURE BASED ON OUTDOOR EXPOSURE TEST

著者 (4件)： 長谷川拓哉 (北大 大学院工学研究院) ,  PARK Jaehong (北大 大学院工学研究科) ,  千歩修 (北大 大学院工学研究院) ,  濱崎仁 (建築研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 686  ページ： 679-686  発行年： 2013年04月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 改修による塗膜の耐久性とRC造躯体保護効果を検討することを目的に,コンクリートに新設・改修仕様の各種仕上塗材を施工した試験体を,石狩,つくば,東京,沖永良部に10.5年後の新設・改修仕様の塗膜の劣化状況を明らかにするとともに,RC造躯体保護効果(塩化物イオン浸透抑制効果及び中性化抑制効果)の経年変化について検討した。その結果,1)仕上塗材の色差変化は,未洗浄の場合,仕上塗材種類よりも暴露地による影響が大きいこと,2)仕上塗材の水洗後の光沢保持率は,暴露地の影響よりも仕上塗材種類の影響が大きいこと,3)改修仕様は,新設仕様と概ね同等の劣化状況であるが,水洗後の光沢保持率の低下はやや小さく,色差はやや大きくなる傾向があること,などが分かった。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *仕上材料 ,  *塗料 ,  劣化 ,  *耐久性 ,  構造物 ,  永年変化 ,  曝露試験 ,  屋外試験 ,  改修 ,  北海道 ,  茨城県 ,  東京都 ,  保護 ,  塩化物 ,  中性化 ,  色差 ,  光沢 ,  塗膜 ,  経時変化 ,  仕様 ,  白亜化 ,  亀裂 ,  等級づけ ,  定式化 ,  吸水 ,  物質移動 ,  浸透 ,  抑制 ,  拡散係数 ,  二酸化炭素 ,  コンクリート構造物 ,  沖永良部島 ,  *仕上塗材 ,  奄美群島 ,  つくば市
準シソーラス用語： 奄美諸島 ,  コンクリート躯体 ,  つくば ,  経年変化

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

引用文献 (15件)：

• 1) 長谷川拓哉,千歩修,大久保孝昭,古賀純子:建築仕上塗材の中性化抑制効果に関する研究,日本建築学会構造系論文集第609号,pp.23-30,2006.11
• 2) 池永博威:塗膜系仕上材の耐候性劣化と遮塩性能に関する研究,日本建築学会構造系論文報告集第432号,pp.11-18,1992.2
• 3) 河野政典他3名:仕上塗材の経年劣化を考慮した中性化抑制効果に関する研究,日本建築学会構造系論文集第584号,pp.15-21,2004.10
• 4) 平田信人他4名:鉄筋コンクリート造集合住宅における仕上塗材の老朽度判定方法の検討 その1 検討の概要とフィールド調査結果,日本建築仕上学会大会学術講演会研究発表論文集,pp.21-24,2000.10
• 5) 山田人司他6名:外装用塗料・仕上塗材の標準耐用年数に関する調査研究その7 白亜化と光沢保持率の関係,日本建築学会大会学術講演梗概集A-1,pp.1069-1070,2009.8

タイトルに関連する用語 (6件)： 屋外暴露試験 ,  仕上塗材 ,  鉄筋コンクリート造 ,  躯体 ,  保護効果 ,  経年変化