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J-GLOBAL ID:201602218866786319   整理番号:16A0524865

非負値行列因子分解を用いた音楽電子透かし法の埋め込み容量の改善

Improvement of the embedding capacity for audio watermarking method using non-negative matrix factorization
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号: 34(EMM2016 1-20)  ページ: 87-92  発行年: 2016年05月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音楽を対象とした電子透かし法のうち,音楽理論の和音に着目してホスト信号と協和音の関係になるように透かしを埋め込む手法が提案されている。この手法では,モノラル信号の分離手法のひとつである非負値行列因子分解(NMF)を透かしの埋め込みに利用している。NMFでは,観測音響信号の振幅スペクトログラムをひとつの行列をみなし,頻出するスペクトルパターンをモデル化したスペクトル基底行列と,それらの基底の時間的な強度変化をモデル化したアクティベーション行列との積に近似的に分解する。この分離されたアクティベーション行列の係数から発音時刻と消音時刻を推定して各音の発音区間を求める。推定された音を根音とした和音を決定し,和音の構成音である中音および属音の音階に対応するアクティベーション行列の係数を操作することで透かしを埋め込んでいる。NMFの事前学習として,ホスト信号で演奏されている楽器音と似た音色をもつ音のみが含まれる教師音源信号に対してNMFを適用し,事前学習で得られた基底行列を用いてホスト信号の振幅スペクトログラムからアクティベーション行列を計算する。本稿では,和音を4和音に拡張し,中音,属音に加えて導音に対しても透かしを埋め込むことにより透かしの埋め込み容量を増大させることを考える。さらに,3音すべてに埋め込みが可能かどうかを簡単な評価実験により検証する。(著者抄録)
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分類 (2件):
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符号理論  ,  音響信号処理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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