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J-GLOBAL ID:201602220462746013   整理番号:16A0376442

本州中部多雪地のスギ人工林皆伐に伴う下層植物群落の構造変化と更新初期の動態

Dynamics of understories after clear cutting and early stage of tree regeneration in a Cryptomeria japonica plantation in the snowy region, central Japan
著者 (6件):
資料名:
号:ページ: 7-16  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: L7336A  ISSN: 1883-7298  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スギ人工林下層植物の資源としての利用やスギ伐採後の天然更新に資するため,スギ林内に成立していたウワバミソウ,テンニンソウ,エゾアジサイ,オオバクロモジという群落型ごとの構造変化と樹木の更新過程について皆伐後3年間追跡した。いずれの群落型でもスギ伐採前から生育していた種は,その植被率に増減はあったが,死滅することは無かった。積算植被率は伐採前にはウワバミソウ型はエゾアジサイ型やオオバクロモジ型より大きかったが,伐採後1年目以降は群落型間で差が無くなり,3年目には230~260%に達した。植生高は3年目に180~230cmに達し,ウワバミソウ型で他の型より高くなった。各群落において,高木種は3年間で約8.4万~21.3万本/haの密度で発生し,3年目の生存率は約40%と群落間で差が無かった。ウワバミソウ型では,オオバクロモジ型より発生数が少なく,植生高も高かったことから,更新が阻害される可能性が高いと判断できた。今後,アカメガシワ等の先駆樹種は減少して,オニグルミ・ミズキ等の二次林構成種が上層木となり森林が成立し,スギ林内に生育していた下層植物は伐採前の状態に戻っていくことが示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林の人工更新  ,  森林植物学  ,  森林の天然更新 

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