文献

J-GLOBAL ID：201602238317745314   整理番号：16A0438869

植物の形を調節するペプチドホルモン

著者 (7件)： 平川有宇樹 (名古屋大 トランスフォーマティブ生命分子研) ,  平川有宇樹 (日本学術振興会) ,  池松朱夏 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  打田直行 (名古屋大 トランスフォーマティブ生命分子研) ,  鳥居啓子 (名古屋大 トランスフォーマティブ生命分子研) ,  鳥居啓子 (ワシントン大 生物) ,  鳥居啓子 (ハワードヒューズ医学研)
資料名： 現代化学  (Chemistry Today)
号： 543  ページ： 26-29  発行年： 2016年06月01日 
JST資料番号： L4439A  ISSN： 0386-961X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物ペプチドホルモンは1990年~2000年初頭にかけて培養植物細胞液から細胞増殖活性を持つ5aaチロシン硫酸化ペプチド(PSK),導管細胞分化阻害12aaプロリンリン酸化ペプチド(TDIF)や,成長点幹細胞分化調節性CLV3遺伝子産物100aaペプチドホルモン前駆体とその糖鎖修飾などについて研究され,関連知見が報告されてきた。その後ロイシンリッチリピート型キナーゼ型(LRR-PLK)TDIF受容体(TDR)が同定され,植物ゲノムに植物ペプチドホルモンの膜貫通型受容体として最大ファミリーを形成することが明らかになった。関連ゲノム情報から新規ペプチドホルモン遺伝子,EPF1様(EPFL)ファミリー,受容体遺伝子ERECTAファミリーなど,植物成長,維管束幹細胞分化,気孔形成,分化におけるホルモン-受容体間相互作用機構が解明されている。

シソーラス用語： 遺伝子 ,  情報伝達受容体 ,  *植物ホルモン ,  植物細胞 ,  細胞分化 ,  植物成長 ,  細胞情報伝達 ,  *生理活性ペプチド ,  受容体型チロシンキナーゼ ,  形態形成 ,  気孔 ,  幹細胞 ,  維管束系
準シソーラス用語： EREKTA ,  EPF1 ,  TDIF ,  CLV3 ,  維管束幹細胞

分類 (1件)： 植物ホルモン  (EH02070M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  形 ,  調節 ,  ペプチドホルモン