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J-GLOBAL ID：201602254039539175   整理番号：16A0481937

果樹の新技術新発見 No.267 SCARマーカーによるカキ「太月」「太天」由来交雑実生の甘渋性識別

著者 (1件)： 三谷宣仁 (農研機構)
資料名： 果実日本
巻： 71  号： 6  ページ： 25-27  発行年： 2016年06月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 完全甘ガキの育種は,従来完全甘ガキ同士の交雑を中心に行われてきたが,樹勢や収量の近交弱勢が問題になっている。そこで,完全甘ガキ(「太秋」)と日本在来の非完全甘ガキ(「黒熊」)の交雑から得られた非完全甘ガキの中から選抜した非完全甘ガキ(「太月」と「太天」)と完全甘ガキとの戻し交雑によって15~20%の頻度で得られる個体の甘渋性をSCARマーカーによって識別し,完全甘ガキのみを接木する方法を実用化した。これによって,育成効率は5~6.6倍まで向上した。

シソーラス用語： *カキ ,  *交雑育種 ,  実生 ,  植物成長 ,  作物収量 ,  遺伝現象 ,  戻し交雑 ,  接木 ,  味 ,  認識 ,  表現型 ,  分離育種 ,  官能検査 ,  *DNA【核酸】 ,  作物育種
準シソーラス用語： *SCARマーカー ,  マーカー利用選抜 ,  甘渋性 ,  近交弱勢 ,  識別 ,  樹勢

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  作物の品種改良  (FC02030G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 果樹 ,  発見 ,  NO ,  SCARマーカー ,  カキ ,  月 ,  交雑 ,  実生 ,  識別