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J-GLOBAL ID:201602261705284331   整理番号:16A0784088

腸管バリア機能を強化する米アレルギー緩和米「ゆきひかり」の機能性因子の特定

著者 (3件):
資料名:
巻: 31  ページ: 280-285  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: L0547A  ISSN: 2188-0662  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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実験1では,先行研究で示された「ゆきひかり」のもつムチン増加能が異なるラット近交系でも再検証された。一方で,もう一つの腸管バリアとしてはたらくIgA抗体量の増加能のないことを新たに観察した。また,「ゆきひかり」群では総短鎖脂肪酸量,特に酢酸の減少が観察され,今後,「ゆきひかり」のもつムチン増可能との関連性の解明が必要である。実験2では,最小限の動物実験によって腸管バリア機能強化の遺伝様式の解明が可能となるイネの実験材料を開発した。これらの系統は,将来,動物実験によって機能性が示されれば,極良食味の腸管バリアを強化する新品種のプロトタイプとして品種改良に活用できる。実験3によって,「ゆきひかり」の5世代後の子孫に相当する極良食味イネ系統「上育462号」に導入されたアミロース含量の低下に関わる1遺伝子,タンパク質含量の低下に関わる5遺伝子,炊飯米のつやの面積を大きくする1遺伝子,同じくつやの強度を強くする1遺伝子,白米の白さを強くする2遺伝子を分子地図上に特定した。これらの極良食味に関与する遺伝子と腸管バリア強化遺伝子の異同の検証ならびに両遺伝子を併せ持つ品種の開発の基盤となる。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  穀類とその製品一般  ,  作物の品種改良  ,  稲作 

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