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J-GLOBAL ID:201602266720549307   整理番号:16A0716669

ヘッド-ミドルプレニルトランスフェラーゼの構造と機能: ラバンズリル二リン酸シンターゼ

Structure and Function of a “Head-to-Middle” Prenyltransferase: Lavandulyl Diphosphate Synthase
著者 (13件):
資料名:
巻: 55  号: 15  ページ: 4721-4724  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ユニークなヘッド-ミドルモノテルペンシンターゼ,ラバンズリル二リン酸シンターゼ(LPPS)のX線構造を初めて報告している。LPPSは2分子のジメチルアリル二リン酸(DMAPP)を縮合して芳香性ラバンズロール前駆体であるラバンズリル二リン酸を形成する。その構造は細菌性cis-プレニルシンターゼであるウンデカプレニル二リン酸シンターゼ(UPPS)構造と類似しており,DMAPPイオン化アリル部位(SI)とDMAPP求核基を含む第2部位(S2)を持つ。S-チオロ-ジメチルアリル二リン酸とS-チオロ-イソペンテニル二リン酸は共にS2に結合して相互作用するが,SIでは(チオ)二リン酸に開裂しる。His78(UPSSではAsn)は触媒に不可欠で,S1での二リン酸放出を促進するとされるが,S2のP1リン酸はラバンズリルのカルボカチオンからプロトンを抽出してLPP産物を形成する。本結果はこのユニークなプレニルシンターゼの構造および構造的反応メカニズムを初めて示すもので,興味深い。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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酵素一般  ,  モノテルペン,セスキテルペン 
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