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J-GLOBAL ID:201602276183012134   整理番号:16A1364313

鉛フリーKTa0.5Nb0.5O3結晶の構造および電子特性に及ぼすサイトおよび酸素空孔の影響

Effect of A Site and Oxygen Vacancies on the Structural and Electronic Properties of Lead-Free KTa0.5Nb0.5O3 Crystal
著者 (7件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 3726-3733  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Aサイト空孔V<sub>K</sub><sup>0</sup>,V<sub>K</sub><sup>1-</sup>および酸素空孔V<sub>O</sub><sup>0</sup>,V<sub>O</sub><sup>2+</sup>を持つ鉛フリータンタル酸ニオブ酸塩Ta<sub>0.5</sub>Nb<sub>0.5</sub>O<sub>3</sub>(KTN)の構造および電子特性を第1原理計算により調査した。その結果,形成エネルギーの調査により,KTNにAサイト空孔V<sub>K</sub><sup>0</sup>がV<sub>K</sub><sup>1-</sup>と比較して形成される可能性が高いこと,および酸素空孔V<sub>O</sub><sup>2+</sup>がV<sub>O</sub><sup>0</sup>と比較してKTNに形成される可能性が高いことが分かった。これらの結果は,KおよびO空孔が原子の原子相互作用および材料の電子的性能に重要な影響を有することを示している。また,Ta原子は,KおよびO空孔を有するKTNの原子変位からのNb原子よりも,KおよびO空孔の影響を受けやすい。状態密度を調べた結果,空孔を有するKTN中の電子の補償が,Ta d,Nb d及びO p軌道の間でハイブリッド化をより強くすることを示した。さらに,電荷のある空孔を持つKTNのすべてのTaとNb原子のMulliken母集団は補完電子の影響を受ける。Nb-O結合の強さは,結合長およびMulliken母集団の変化に基づいてTa-Oよりも強い。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気的性質  ,  固体デバイス材料 
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