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J-GLOBAL ID：201602276621363765   整理番号：16A1178752

分散志向の企業移転を成立させる要因-個別企業と地域の分析を通じて-

Factors causing decentration oriented relocation of firms-Through analyses of individual firms and regions-

著者 (5件)： 福田崚 (東大 大学院工学系研究科) ,  福田崚 (日本学術振興会) ,  城所哲夫 (東大 大学院工学系研究科) ,  瀬田史彦 (東大 大学院工学系研究科) ,  佐藤遼 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 51  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.Vol.51No.3,123  発行年： 2016年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長期的な企業の戦略で決定される移転のうち,産業集積から外れる方向への産業立地の発達を分散志向と称してこれに着目し,ネットワーク・立地環境の二つに加え,および中心市街地アプローチの視点から提示されているような要素の影響を企業/地域双方のサイドから定量的に示すことで比較可能にし,それによりどの寄与が大きいかを示した。企業レベルで分かったことは,高度人材の二つの合理性の観点から「非合理な」企業は,イノベーション志向ないし後発的という特徴を有し,また移転先には高度人材の供給源たる大学が立地している地域が選ばれやすい傾向が明らかになった。地域レベルでは3つのアプローチで想定される因子にそれぞれ影響のある変数を見出すことができた。特にネットワークの観点からはネットワーク構造とパフォーマンスの関係を定量的に示すことができた。

シソーラス用語： *産業立地 ,  分散【dispersion】 ,  活性化 ,  環境 ,  クラスタ ,  移動 ,  *製造業 ,  技術革新 ,  ネットワーク ,  行為 ,  大学 ,  *企業 ,  分析
準シソーラス用語： 移転 ,  産業集積 ,  *人材確保 ,  *地域分析 ,  中心市街地活性化 ,  *立地環境

分類 (2件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 企業 ,  移転 ,  要因 ,  地域 ,  分析