抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国産材の供給力を高めるため森林の皆伐-再造林が重要であるが,課題として造林経費の低減や苗木の安定供給体制がある。これを克服するためにコンテナ苗を活用した再造林のプロジェクトについて解説した。高知県と長野県を実証地として選び,コンテナ苗の一貫作業について検討した結果,活着率や作業効率では良好であったが,軽量化などの課題を残した。コンテナ苗による苗木生産と育苗の機械化と自動化システムの開発によって総合的な生産コストを従来の約半分にできることが分かった。コンテナ苗の活着,成長および植栽時期については事例を蓄積することが重要であった。今後この研究プロジェクトに関しては研究機関や民間企業を加えたコンソーシアムを形成して全国展開を図る計画である。