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J-GLOBAL ID：201702210470451505   整理番号：17A0397440

Aspergillus oryzae発現系を介して得たAspergillus nidulansのハイドロフォビンRodAと2種のクチナーゼとの間のイオン間相互作用の解析

Analysis of the ionic interaction between the hydrophobin RodA and two cutinases of Aspergillus nidulans obtained via an Aspergillus oryzae expression system

著者 (6件)： TANAKA Takumi (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  NAKAYAMA Mayumi (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  TAKAHASHI Toru (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  NANATANI Kei (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  YAMAGATA Youhei (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  ABE Keietsu (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 6  ページ： 2343-2356  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハイドロフォビンとクチナーゼとの間のイオン間相互作用がコウジカビ間で共通であるかどうかを調べるために,Aspergillus oryzae発現系を介して得たAspergillus nidulans由来のクチナーゼCutL1の2種の組換え体Cut1及びCut2とハイドロフォビンRodAとの相互作用を定量的に分析した。RodA-rCut1及びRodA-rCut2のK_D値は,A.oryzaeにより発現したRodA-CutL1よりも85倍及び40倍大きかったが,RodAによるCut1及びrCut2の動員は,PBSAの分解を促進した。ハイドロフォビンによるクチナーゼの動員はA.oryzaeだけではなくA.nidulansにおいても認められ,クチナーゼによる重合体分解のハイドロフォビン依存性促進は他の真菌類においても報告されているので,ハイドロフォビンとクチナーゼとの間のイオン間相互作用はコウジカビ及び他の糸状菌の間で共通であるように思われる。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *カルボン酸エステラーゼ ,  組換タンパク質 ,  *イオン間相互作用 ,  化学分析 ,  共重合体 ,  脂肪族ポリエステル ,  系統発生 ,  電荷 ,  負電荷 ,  Aspergillus nidulans ,  Aspergillus oryzae
準シソーラス用語： 為巣性麹菌 ,  米麹菌 ,  *CutL1 ,  PBSA【高分子】 ,  *RodA ,  *クチナーゼ ,  *ヒドロホビン ,  系統発生分析 ,  水晶振動子マイクロバランス法 ,  正電荷 ,  組換酵素

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (6件)： Aspergillus ,  発現 ,  ハイドロフォビン ,  クチナーゼ ,  イオン間相互作用 ,  解析