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J-GLOBAL ID：201702212447410412   整理番号：17A0657227

せん断補強筋のない外柱梁接合部を有する1.5層RC架構に対する袖壁増設による補強・復旧効果の検証

VERIFICATION OF EFFECTIVENESS OF STRENGTHENING AND REHABILITATION BY INSTALLING WING WALLS FOR A 1.5-STORY RC EXTERIOR FRAME WITHOUT HOOPS IN BEAM-COLUMN JOINT

著者 (7件)： 前川浩毅 (大阪大 大学院工学研究科) ,  真田靖士 (大阪大 大学院工学研究科) ,  LI Yuebing (東北電力大) ,  片山遥 (大阪大 大学院工学研究科) ,  CHOI Ho (東大 生産技研) ,  松川和人 (東大 生産技研) ,  高橋之 (大同大 工)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 736  ページ： 863-872  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フィリピンでのRC造建物の震害に関連し,せん断補強筋のない外柱梁接合部の袖壁増設による耐震補強の効果を検討した。2013年フィリピン・ボホール島地震後のJICAによる調査結果を受け,模擬したRC構造の柱梁接合部を作成して載荷実験を行った。試験体3体のうちの1体は,縮尺の1.5層部分架構とした。無補強試験体を袖壁増設により補強した試験体2体を計画した。試験の結果,無補強試験体では接合部破壊が先行し,2階部分が層降伏する脆性的な破壊性状を示した。袖補強試験体では耐力が大きく向上し,梁降伏機構を形成した。2階の層降伏も防止できた。袖補強でも6%を超える変形時に既存の柱梁接合部に損傷が進行し耐力が低下するものがあった。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  建築物 ,  震災 ,  補強筋 ,  柱梁接合部 ,  *側壁 ,  フィリピン共和国 ,  *耐震補強 ,  行政機関 ,  載荷試験 ,  剪断補強筋
準シソーラス用語： JICA ,  *RC造建物

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

タイトルに関連する用語 (9件)： せん断補強筋 ,  柱梁接合部 ,  RC ,  架構 ,  袖壁 ,  増設 ,  補強 ,  復旧 ,  検証