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J-GLOBAL ID：201702219079046687   整理番号：17A0507888

高速道路の大規模更新・修繕 首都高速道路1号上野線本線上における床版補修工事-RC床版上面補修工法「PCM舗装」の開発-

著者 (4件)： 持田泰子 (住友大阪セメント セメント・コンクリート研) ,  山本誠 (住友大阪セメント セメント・コンクリート研) ,  石原陽介 (首都高速道路) ,  青木聡 (首都高速道路技術セ)
資料名： プレストレストコンクリート(プレストレストコンクリート工学会)  (Journal of Prestressed Concrete, Japan)
巻： 59  号： 2  ページ： 74-80  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： F0388A  ISSN： 0387-1983  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速道路におけるRC床版は,供用開始から約50年が経過し,この間にアスファルト舗装の打換えが実施されている。舗装打換え工事では,アスファルト下層にあるRC床版上面が,切削機により削られる場合がある。切削されたRC床版は,鉄筋の露出による鉄筋腐食,床版厚の減少による疲労耐久性の低下などが懸念され,設計床版厚となるように適切な補修材料で床版厚を復旧する必要がある。床版上面補修工法としては,従来から使用されている移動プラント車による施工が考えられたが,需要拡大により台数の確保が困難となっている。また,補修材料の面では,既存RC床版のたわみへの追従性と接着性の確保が求められた。本稿では,コンクリート構造物の補修工法である乾式吹付け工法をRC床版補修に応用した「ビニロン繊維入り低弾性超速硬ポリマーセメントモルタル舗装(以下,PCM舗装と称す)」の開発経緯および性能評価に加え,実構造物への適用事例を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *都市高速道路 ,  *コンクリートスラブ ,  鉄筋コンクリート ,  セメントモルタル ,  プラスチックコンクリート ,  減衰器 ,  維持管理 ,  吹付工法 ,  更新 ,  修理 ,  *橋面舗装 ,  技術開発
準シソーラス用語： RC床版 ,  ポリマセメントモルタル ,  減衰装置 ,  首都高速道路

分類 (2件)： 道路の維持修繕  (RC08050E) ,  橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (5件)：

• 首都高速道路:舗装設計施工要領,2015.
• 日本コンクリート工学協会:コンクリート技術の要点'15,p.68,2015.
• 日本規格協会:JIS A 1404建築用セメント防水剤の試験方法,1994.
• 日本道路協会:鋼道路橋設計示方書,p32,1964.
• 中谷昌一ら:道路橋床版の疲労耐久性に関する試験,国土技術政策総合研究所資料,2002.

タイトルに関連する用語 (14件)： 高速道路 ,  大規模 ,  更新 ,  修繕 ,  首都高速道路 ,  上野 ,  床版 ,  補修 ,  工事 ,  RC床版 ,  工法 ,  PCM ,  舗装 ,  開発