文献
J-GLOBAL ID:201702220446361549   整理番号:17A0487144

木材-プラスチック複合材(混練型WPC)の耐候性に及ぼす木粉含有率と表層研削の影響

Influence of wood contents and surface sanding on weathering properties of wood plastic composites (WPCs) in outdoor exposure test
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1-12  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
木材-プラスチック複合材(混練型WPC)(以下,WPCと略す)は,耐水性や耐朽性が比較的高いことから主にデッキ材等のエクステリア材料として利用されているが,長期間屋外で使用する間の変色や,デッキ材表面に粉がふくチョーキング現象の発生といった耐候性に関する問題への対策が求められている。そこで,WPCの屋外利用における変色とチョーキングの発生に及ぼす表面処理やWPC中の木粉の質量割合(木粉含有率)の影響を検討することを目的として,木粉含有率の異なる試験体を製造し,木質感を得るために表層を研削処理したものとそうでないもののそれぞれについて,6か月間の屋外暴露試験を行った。その結果,変色に関しては,表層未研削のWPCにおける色差(変色の大きさ)の値が研削した場合と比較して大きいこと,その変色傾向が,木粉含有率30%を境にして大きく異なることが明らかになった。また,チョーキングに関しては,表層研削のWPCにおける発生度合が,未研削のWPCと比較して高いこと,また木粉含有率を高くするに従い,チョーキング発生度合が高くなることが明らかになった。以上の結果から,屋外で使用されたWPC表層の劣化挙動とそれに及ぼす木粉含有率,および表面処理の影響を考察するとともに,表層劣化のモデルを提案した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材の性質・構造 
引用文献 (25件):
もっと見る

前のページに戻る