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J-GLOBAL ID:201702221236922419   整理番号:17A0700770

タマネギから分離した硫黄含有化合物,Onionin Aは骨髄細胞のprotumoralと免疫抑制機能を阻害することにより腫瘍形成と肺転移を阻害する【Powered by NICT】

Onionin A, a sulfur-containing compound isolated from onions, impairs tumor development and lung metastasis by inhibiting the protumoral and immunosuppressive functions of myeloid cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 60  号: 11  ページ: 2467-2480  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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SCOPE:最近の研究は,骨髄系細胞,マクロファージおよび骨髄サプレッサー細胞(MDSC)のような,腫瘍進行の設定におけるprotumoral機能を示す主要成分であることを示した。protumoral M2表現型に分極腫瘍関連マクロファージは腫瘍増殖を促進し,悪性腫瘍患者の治療標的と考えられている。【方法】と結果:著者らは,マクロファージ分極M2表現型にだけでなく,MDSC及び腫瘍増殖の免疫抑制活性を阻害し,3(Stat3)活性化のシグナルトランスデューサと活性化因子を抑制することによって新しい候補化合物,タマネギから分離したオニオニンA(ONA)と呼ばれる,を同定した。ONA投与は担癌マウスにおける皮下腫瘍形成と肺転移を有意に抑制することが分かった。ONA投与もStat3活性化を阻害し,腫瘍組織における浸潤リンパ球の数を増加させ,ex vivo分析は,腫瘍を有するマウスにおけるMDSCの免疫抑制効果はONAにより損なわれることを示した。ONAはマクロファージと腫瘍細胞間の細胞-細胞相互作用を阻害することにより腫瘍増殖を調節し,ONA投与は担癌マウスにおけるシスプラチンの抗腫瘍効果を増強した。【結論】これらの知見は,ONAは抗腫瘍治療および腫瘍予防のための,潜在的な新しいツールとなる可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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