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J-GLOBAL ID:201702223257332837   整理番号:17A0141845

日本の全地球測位衛星システム(GNSS)地点の運動学的解析のための対流圏パラメータの最適処理雑音値の時空間特性

Spatial and temporal characteristics of optimum process noise values of tropospheric parameters for kinematic analysis of Global Navigation Satellite System(GNSS) sites in Japan
著者 (2件):
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巻: 68  号: Dec  ページ: 68:203 (WEB ONLY)  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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全地球測位衛星システム(GNSS)データの運動学的解析は,大地震に続く地震時変形および余効変形などの数秒から1日の範囲の短い時間スケールで起こる地殻変動現象の抽出に有用である。しかし,運動学的GNSS解析の基本的な課題は,地点座標と対流圏パラメータなどの未知のパラメータをそれらの間の強い相関ゆえに分離することである。本研究では,日本の全国連続連続GNSS網についてのカルマンフィルタを用いた精密地点測位を用いて天頂湿潤対流圏遅延や対流圏勾配などの未知の対流圏パラメータの処理雑音の時空間特性を評価した。筆者らは,天頂湿潤対流圏遅延と対流圏勾配の異なる処理雑音の組み合わせのもとで運動学的位置座標の時系列を推定した。垂直地点座標時系列を有する天頂湿潤対流圏パラメータに対する最適処理雑音値の空間分布は,明瞭に地域特性を示した。湿潤対流圏パラメータと比較して対流圏勾配パラメータの空間特性は,GNSS網のスケール内ではあまり明確に定義されない。特定地点における各地点座標成分に対しての最適処理雑音パラメータの時間特性は,水平成分の対流圏勾配パラメータにおいて明確な年次パターンを示した。最後に,対流圏パラメータ処理雑音の最適化についての運動学的GNSS地点の座標時系列に対する影響を評価した。これまでの研究から推奨された処理雑音値と比較して,推定された「共通の」最適処理雑音値を使用することは,大多数の観測点の座標時系列の標準偏差を改善した。これらの結果は,適切な処理雑音値の使用が運動学的GNSS解析にとって重要であることを明確に示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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測地学 
引用文献 (28件):

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